うづらのたまご

2017年07月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年09月
TOP ≫ CATEGORY ≫ ほんをよむ
CATEGORY ≫ ほんをよむ
      

『あしたも、こはるびより。』

開閉棒で屋根裏の蓋板を開けて
とんとんとん
梯子を上る
この辺だったかな
ごそごそごそ
あった


『あしたも、こはるびより。』
14902551240.jpeg


はるにははるの
なつにはなつの
あきにはあきの
ふゆにはふゆの

食・憩・寛・眠・勤

便利とは無縁の生活
それが工夫を生み
手間暇が
衣とし
食とし
住とする
2人合わせて177歳の津端修一・英子夫妻

十分に便利さを享受している
自身の暮らし
どこかに
何かを忘れてきてはいないだろうか
ご夫妻のように畑を耕すことはできないけれど
そうだ
今日は春キャベツの煮付けを作ろう




3月5日付、読売新聞にて
「夫婦はすき間がないとダメなんですね」
そう語っていた夫・修一さんが亡くなっていたことを知る。

再読『あしたも、こはるびより。』   つばた英子さん・つばたしゅういちさん
ほんをよむ | Comments(0) | Trackbacks(-)

『毎日かあさん』

「いっていまーす」
上り坂をずんずんずん
リュックを背負った中1娘(´・_・`)

制服のスカートが
ほんのすこしずり上がった後ろ姿
追いかけようかな、そうもおもったけれど

玄関には寝ぼけた顔で
のろのろ準備している高3息子
「ねえ、スカート気をつけるように声かけてくれないかな」

ぐいんと体をそらし
立ちこぎ開始
ぐい ぐいと坂を上る

少しずつ娘にちかづいたとき
娘が振り返り
うなづいてスカートを直した





『毎日かあさん13巻』
14860115220.jpeg


原作者 西原絵里子さん自身の家族をモチーフに、子育ての日常がリアルに描かれる


14860115440.jpeg


高名な評論家の話や
育児書たちではなく
我が家より少し先を行く
この親子の日常と

小児科のクリニックに置いてあった雑誌をめくったときに
飛び込んできた、俵万智さんの
「一番長く一緒にいるお母さんの機嫌がいいことが、こどもは一番嬉しい」
そんな内容の言葉が


いつも力になってくれた


新刊買って帰ると 回し読み 今日はハハいっちばーん
ほんをよむ | Comments(2) | Trackbacks(-)

『山女日記』

こどもたちの学校が始まり
慌ただしい朝
ひととおりの家仕事を終え
たまにはいいよね
本を持って湯を張った明るい浴槽に



「なんでひとりで行くの?」
リビング続きの和室に寝転んでDSをしていた息子の友達
ボーイスカウト活動をしているヒロトが
驚いたように起き上がり
正座をして向き直った

すぐれない体調に
たくさん叩いた病院の扉
先々で見つかる病気
思いどうりにならない自身の身体
先の見えない通院

「つらかったね」
びっしり記入した問診表を見た
女医さんの一言に
どれだけ救われたのか
そんな時期に始めた『歩くこと』

夏・秋・冬・春・夏・秋
毎日同じ公園を目指し10000歩
出したばかりの炬燵で編み物をしていたら
何日か前に観た画面がぽかんと浮かび
「あのさ、高尾山ってひとりでも行けるかな?」

「表参道なら大丈夫じゃないかな、でもなんでひとりなんすか?」
家族に「登山してみない?」って聞いたら
「じゃあ、オレ達ケーブルカー乗って、上で待ってる」って言われてさ
『それじゃ下山じゃね?』っておもったから
「たしかに」
ランドセルが実に似合わないヒロトが、笑った

最後に高尾山に行ったのはいつだったか




「台から落ちたー(´・_・`)」 by 中1娘半泣き

なして台に上がったの?
「そこに台があったから(´・_・`)」

ごもっとも あはは

『山女日記』  著者 湊かなえさん



今日から出勤予定新しいスタッフ メール一本で採用辞退とな ある意味『未知数』
ほんをよむ | Comments(4) | Trackbacks(-)

『永い言い訳』

雨の日は嫌いではない
目が醒めきらないベッドの中
ざあざあざあを耳に
あの本を読もう
そう
ベッドの中で

うろうろうろ本屋さん
題名をただぼんやり眺めながら
うろうろうろ
あ、これだ
そう
出会いはいつも直感

慌ただしい朝の時間と
雨の日仕様の家仕事
冷蔵庫を開けて、さて
夕食の献立はこれでいこう
そう
没頭できるよう

いまさっき整えたベットに寝転んで
出会ってしまった本のページををめくる






「人生は、他者だ」

『永い言い訳』  著者 西川美和さん
ほんをよむ | Comments(0) | Trackbacks(-)

『世界全体会議』

午前中仕事。
帰りの寄り道は文房具屋さんと本屋さん。



今日はレジに7人の店員さん
あの店員さんにあたるといいな
考えながら
題名だけで選んだ本を一冊
本を求めるひとびとの最後尾

すっと手を挙げたのはあの店員さん
「カバーおかけしますか?」
どこまでも静かな声で
どこまでも静かにトレイに乗せられた釣銭は
すこし傾けられたトレイの左側
お金の種類ごと縁にそってななめに整列
それは
ひと握りであますことなく釣銭をつかめるであろうし
親指とひとさしゆびだけですっと挟めるカタチでも

本にカバーをかけることはしないけれど
この店員さんのときだけは
静かに正確に動く白い手
それを見ている間は
まわりの急いた空気を遮断したかのように

14733026660.jpeg




集英社 『みうらじゅんと宮藤官九郎の世界全体会議』
みうらじゅんさん 宮藤勘九郎さん

男子ってかわいいなと思った次第。 多くは語るまい あはは


でもあの店員さんどう思ったかな とか読了して考えた まいっか
ほんをよむ | Comments(2) | Trackbacks(-)

『老いの楽しみ』

汗をかいた朝の家仕事。
家族が出払ったしんとした家で。
浴槽にお湯をため。
ブラインドを調節して程よい明るさに。
ペットボトルに入れた水を持って。
浴槽のふちにバスタオルで簡易まくら。
一冊の文庫本を持って。
たまにはいいではないか。
明るい時間のお風呂。





六十年近い女優人生を店じまい。
これからは盛大に『遊ぼう』とおもったけれど、何をしていいやら皆目見当がつかず。
『遊ぶ』を探して辞書を何冊か開いた中に
『自分の楽しいことをして、心を慰める』という一文を見つける。

『自分で楽しい、と思うことだけをしてきた。
傍目はまるで気にしなかった。
そのために辛い目にもあったけれど。
自分の好きなことをするのだから、そのくらいは当たり前、と心を決めていた。
だから耐えられた。
まわりの人に、迷惑をかけないように。
気を付けたのはそれだけだった』



花を育て、身体に合った食事を作り、新聞を読み、『店じまい』あとの日々を暮らす。
それまでのどれもが『遊び』=『楽しいこと』であったとしたら。

でしゃばりすぎず、抗わず、足るを知る。
粋だ、沢村貞子さんというひとは。


『老いの楽しみ』  著者 沢村貞子さん
ほんをよむ | Comments(0) | Trackbacks(-)

『人生のことはすべて山に学んだ』

どうにも上達しない中免教習。
「ひとの運転を見ることも勉強だよ」
教官に言われ、毎回居残り。
ようやく周りに目が向けられるようになったころ。
同じように『ひとの運転』を見ていたマモルくん。


話してみたらば。
まさかの同い年。
お互い、社会人になって初めての職場を退職。
ひとやすみ期間中に『中免取ったれ』案絶賛実行。
お互い免許が取れた日。
「気に入ってる場所があるんだ」公道初乗り夜の道。
初めて見る、明るく浮かび上がった球形のガスタンク。
好きなバイクは『オン』・『オフ』と違ったけれど。
本が好きなことはおんなじで。


「これ結構気に入ってて、うちの犬の名前『ガク』にしたんだ」
そう言って渡された椎名誠さんの『岳物語』
『おとう』とショーネン『岳』の日常がなんとも心地よく。
それからすっかり椎名誠氏の世界に。
そんな本たちに。
教科書やらノートのすみっこに描かれたような。
なんとも不思議な佇まい。
沢野ひとしさんのイラストが。


奥方のことを花の名で呼ぶ。
そこもまた心地のよい暮らしの風景のなか。
ひさかたぶりに目にしたイラスト。
この本を、書店でみつけたとき、迷うことなく手に。
いまは「おかえり」が言える時間に帰ってこられる山に。
そうしよう。





『人生のことはすべて山に学んだ』 著者 沢野ひとしさん

目次で『鷹取山』見つけて、読了前に行っちゃった
ほんをよむ | Comments(0) | Trackbacks(-)

『お父さん、チビがいなくなりました』

西炯子さんの描く男のひとはなんでこんなに魅力的なのだ。



『娚の一生』という作品に出てくる『海江田醇』どストライク。
実写版ありえねーなどと思いつつ映画館。
豊川悦司さん演じる『海江田醇』、関西弁に萌え。

いーや、こんな51歳そうそういるわけねえ。
ありえねえ。
現実を見ようではないか。
という着地。

やっぱ原作だ。





『お父さん、チビがいなくなりました』

三人の子供が巣立ち、夫婦と猫一匹で静かに暮らす晩年。
70歳のお父さん、実にヨロシイ。
無口、頑固、無愛想。
お母さん、実にかわいらしい。


小さな事件のあとのお父さんマジすか告白。



いーや、漫画ですから、と思いつつ。
ないない、と思いつつ。


西炯子さんの描く世界にどっぷりはまる。

結局西炯子全作品読み耽る「やっちまったな」な一日
ほんをよむ | Comments(4) | Trackbacks(-)

『バガボンド』

「資源ごみを出してきてはもらえないだろうか」と関取(世帯主)に頼んでみる。

「わかった、じゃあその前に腹ごしらえ」

…………はい( ̄▽ ̄)?


目の前の坂を、ほんの100歩ほど下るのに腹ごしらえとな。

ははーん、その100歩の間に全力で闘わねばならない猛獣でも待ち構えているのだな。
いや違うな、坂の途中で行き倒れている旅人を背負って救出するのか。
そもそもこんなところを旅人が通ったりするのか。
まさかこの坂の途中で、いきなり全米オープンテニスの試合をしかけられるとか。
そら、炭水化物必要ですわな。
なるほど、関取廃業なんすね。


わしわしわしとおにぎりを食す関取を見つつ考える。






「かあさんまだ具合悪いんだから、とうさん晩御飯当番ね」娘が言う。

「あ、モコズキッチンみたいに、塩高いところから振ってみるとか( ´▽`)?」関取のたまう。

…………はい( ̄▽ ̄)?


「速水もこみちくんに謝らんかい」心の声だだ漏れる。






上京してから、米は定期的に実家から。

関取の長期休暇で、どんどん減る米( ̄▽ ̄)。


「米なくなったら電話よこさいんね(よこしてね)」という母の言葉に一度だけ甘えてみた。


「あの、米がそろそろなくなりそうなのですが」

「あら、今回早くない?なんか飼ってるの?


…………( ̄▽ ̄)。
飼ってるつうか、なんつうか。



電話はそれ一度きり。








黄金週間始まったばかり。
ワタクシの怒りメーターが、何度振り切れるのか数えてみるもよし。
いざ。






昨日、ライブに行けず。
ゆらゆらする天井をみながら「なーにやってるかねえ」と呟く。
なーにやってるんだろうねえ。








なぜか、体調を崩すと読みたくなるマンガ。

「会う人、出会うもの、全て我が師なり」と書いてあったのは、原作であったか。
別の書籍であったか。
見つからず。


原作 吉川英治さん『宮本武蔵』より 井上雄彦さん 『バガボンド 1〜37』 再読



なーにやってるかねえ
ほんをよむ | Comments(6) | Trackbacks(-)

『今日を歩く』

毎朝、友達と待ち合わせをしている場所まで娘を送る。



待ち合わせ場所で、娘がマスクを忘れたと言う。
担任の女性教師は、授業参観に行った親がすっかり肩が凝ってしまうほど厳しく。


「忘れちゃったならしゃーないわなあ。どうしたらいいか自分で考えてごらん」と言って、がっくり肩を落とした娘を見送る。


坂を登りながら(我が家は急坂の途中にある)、「今日は仕事じゃないし届けてやるかあ」と思い直す。
家に戻り、マスクを持って娘を追いかける。




息子が小学校一年生の時。

「行ってきまーーす」という声が聞こえ、玄関に行くとランドセルが。

ひゃーΣ(゚Д゚)

部屋着のまま、ランドセルを持って追いかける。
遠くに息子を見つけ
「おーい」と声をかける。

振り向き、ワタクシを確認した息子。

突然走り出す。

ぬおっΣ(゚Д゚)

結局部屋着のまま、小学校までランドセルを持って息子を追いかけた。
あれは一体何だったんだ。





娘発見。
友達と三人でなんかしゃべってる。
走られたらかなわんので、そーっと近づく。

娘「うちのかあさんなんて、怒ると鬼のようにこわいよーーははは」

「どうも、おにです( ̄▽ ̄)」


晩ご飯、肉は消えたな。
















娘が幼稚園に入園した途端に体調を崩し。


息子も娘もあまり丈夫な性質ではなく、入院すること数度
関取(世帯主)は仕事に忙殺、家にいることがほとんどなく
実家は遥か彼方
引っ越してきたばかりで、近くに頼れる友人もなく



ほんの少しの時間、
誰かが子供を見ていてくれるという状況に、張りつめていた何かが緩んだのだと思う。



一人の時間ができたらやりたいこと、などを考えていたのだが。
来る日も来る日も病院通い。
検査をすると、どんどん見つかる病気。


「ポイントカードを作って、たまったら診察の順番5人抜きとかってサービスやりませんかね」

「スタンプラリー作って、全病院制覇したら記念品くれるとかどうですかね」

医師とそんなバカ話をして紛らわせていたのだ。






体調の悪い自分を持て余しきっていた。


そんな時になんとなく歩くことを始めた。
元来汗をかくことが苦手で、運動経験ゼロ。
それでも、右足と左足を交互に出すことはできる。



公園まで歩き、公園内にあるグラウンドの外周(400m)を10周。
そして行きとは違う道を通って一時間。
飽きずに、来る日も来る日も歩いた。



「暇だよね」、「寒いのによくやるね」、同じ幼稚園の母親たちに言われたこともあったけれど。



毎日同じ道を歩き、
毎日同じ人とすれ違い
毎日同じものと、変化のあったものを眺める
昨日と同じである自分を確認し、安心していたのかもしれない。



半分より少し欲張った、6.5割くらいの体調でいいのではないか。
そう思えた時に、身体から何かが抜けた気がする。



『今日を歩く』  著者  いがらしみきおさん
ほんをよむ | Comments(6) | Trackbacks(-)

『海自オタがうっかり「中の人」と結婚した件』

本日仕事。
多少の体調の不具合くらいでは、休んだりしない(できない)性質で。
まして、激しく忙しい金曜日。
鎮痛剤と湿布でなんとかこなす。
ああ、今日の痛みがMAXでありますよう。






帰宅してすぐ、実家からの宅配便が届く。


なんでもかんでも力技で自分の意思を遂行する母からの宅配便。
毎度のことながら、開けるのに若干の気合が必要。


それは、みっっっっっっっしりと整列した干し柿であったり(ワタクシは干し柿が苦手だ)。
段ボールの中に、何箱も入った温麺だったり。
何年かかって飲んだらいいのか見当もつかない大量の梅酒だったり。


母の現在の流行が何であるか、わかりやすいっちゃわかりやすいのだが。


とりあえず、開けた瞬間のダメージを予測しつつ。

14250417740.jpeg

今回は、カレー各種。
こんなに(@_@)。
アリガタイノデスガゴニョゴニョゴニョ。








自衛隊員の同級生がおり。
特別詳しいわけではないのだれど、制服や、装備などを見ているのが好きで。

中学時代に一度も話したことがなく。
中学卒業以来の飲み会で、初めて会話をした彼にそのことを言ったら非常に喜んでくれ。
ワタクシも自衛隊の話が聞けて非常に嬉しく(いや、元気で活躍している同級生に会えたのが嬉しく)。
やたらめったら盛り上がった。


「制服着た写真、写メしてくんね?顔はいらないから」と、つい本音だだもれ。

「おめー、それはどういう意味だーー」と、頭を叩かれた感じが、制服を着ていた頃を思い出させた。



東日本大震災の時、彼はどこにいたのだろうか。
写メは送ってくれなかったけれど(当たり前だ)、元気でいてほしい。








海上自衛隊は、洋上で曜日感覚を忘れないように金曜日にカレーを食べるそうで。
我が家も金曜日はカレーにすればいいか。


『海自オタがうっかり「中の人」と結婚した件。』
著者  たいらさおり
ほんをよむ | Comments(6) | Trackbacks(-)

『円空への旅』

6:30 起床。
7:38 娘を送りがてら、横断歩道で旗持ち。
8:00 ほんをよむ。
9:00 無言になり、ベッドに潜り込む。
16:00 娘帰宅 ∑(゚Д゚)




久々に、ロングスリーパーたる一日。
それなのにもう眠い。


無言になった理由はわかっている。
若干、相性が悪かっただけ。
生きてりゃそんなこともある。









『円空への旅』
著者 早坂曉さん。
ほんをよむ | Comments(2) | Trackbacks(-)

『虫捕る子だけが生き残る』

幼稚園バスから降りてきた息子は、アゲハの幼虫を連れていた。



うねうねする生き物は、正直あまり得意ではない。



『大切なもの』を、緊張した顔で連れてきた息子に向かって、
「捨ててきなさい」と、言えなかっただけのことだ。



『メロス』と名付けられた幼虫の家を作る。
虫カゴに、花瓶を入れて、柑橘系の植物の枝を挿す。
誤って溺れないように、花瓶の口をティッシュで塞ぐ。


はじめの頃は、
枝を新しいものに取り替えるために右手を虫カゴに入れると、
見事に右半身だけ鳥肌が立った。


まあ、慣れれば慣れるもので。
しんとしたときの、葉っぱを囓る音。
歩くときの、規則正しい足の動き。
方向を変えるときの、体の動き。
よくできているものだ。
鳥肌も立たなくなった。


そんなに豊富にあるわけではない柑橘系の葉っぱ。
ご近所さんに分けていただいたりもした。




蛹になり、アゲハの登場を楽しみに毎日虫カゴを覗きこんだ。







子供達が寝静まった、夜。

虫カゴの中で一匹の蜂が飛んでいた。
どうやって中に入ったのか、全くわからない。

帰宅した関取(世帯主)に説明。
「なんかの拍子に中に入ったんでしょ」
なんの拍子?



『メロス』に危害を加えられると困るので、蜂を外に放す。


何度覗いても、蛹はピクリともせず。
何日経っても、アゲハは登場せず。
よく見たら、蛹には穴が開いており。


幼稚園から帰った息子に説明する。

「アゲハヒメバチだ。寄生すんの」当たり前のように言う息子。




ナニソレ(T_T)。
ハヤクオシエテヨ(T_T)。
ハチヲソダテテイタノカ(T_T)。
ケッキョクタノシンデタノハ、ハハナノカ(T_T)。





『メロス』はハチになった。
激怒はしなかったけれど。






『虫捕る子だけが生き残る』を読む。
著者 養老孟司さん/池田清彦さん/岡本大三郎さん。
ほんをよむ | Comments(4) | Trackbacks(-)

『なぎさホテル』

家の玄関の鍵がスムーズに動かない。



CRC556の出番?
スプレー缶を持って外に出ようとした時に、ドアに貼ってあるシールに気づく。


『鍵穴に、スプレー式潤滑油やミシン油を注入しないでください。不具合の原因になります』


気持ち的にはもう注入していた。
あぶないところであった。





『万一鍵がスムーズに動かない場合は、当社指定の鍵穴用パウダー潤滑剤または鉛筆の芯を粉状にして注入してください』


なんで鉛筆?
粉状にして注入?



まあいいか、試してみよう。




テーブルの上に広告を敷く。
鉛筆とカッターを準備。
なんか、クシャミでそうだな。
広告を新聞に変える。
いきなり粉を注入して大丈夫かな。
鍵を鉛筆でなぞってみるか。
鍵を持ってくる。
そういえば、「LOVE注入」って言ってた人、最近見ないな。
鉛筆でなぞる。
彼はどこかで整体をやってるんじゃなかったか。
鍵ってこんなんなってるんだ。
なんだっけ、名前。
これで直るといいな。
ああ、『楽しんご』だ。
結構凸凹してるけど、どのくらいやればいいんだろ。
ギザギザのところ、やりにくな。
ああ、手が黒くなってしまった。
鉛筆の粉を注入ってことは、鍵を拭かずに鍵穴に差し込んでいいんだよな。
4Bの鉛筆の方が実力発揮しそうだけど。
このくらいでいいか。



新聞紙を片付け、手を洗う。


入刀。


入らない。









鉛筆でなぞっていたのは、職場の鍵だった。


敗因はわかっている。
頑張れ自分。










『なぎさホテル』を読む。
著者 伊集院静さん。
ほんをよむ | Comments(6) | Trackbacks(-)

『土漠の花』

時には凹むことだってある訳で。



晩ごはんをわしわし食べて、

「ばかやろう」と呟いて、

布団に入る。





それでいいのだ。







『土漠の花』を読む。
著者 月村了衛さん
ほんをよむ | Comments(4) | Trackbacks(-)

『どん底』

本日、仕事。
仕事量半端なく、てんてこ舞い。


怒る人をなだめつつ鼻をかみ、
話したい人の話を聞きつつ鼻をかみ、
ボケ倒す人にツッコミを入れつつ鼻をかむ。


嗚呼、爽やかな鼻が欲しい。






屍状態で、本屋に。


この本屋にはすごい店員がいる。
彼に聞けばすぐに欲しい本にたどり着ける。



……いない、休みか。



別の店員に聞く。


「高山文彦さんの『どん底』ありますか?」
「はい?」

「高山文彦さんの『どん底』」
「高山…文彦…の?」

「ど・ん・ぞ・こ」

何度も言わすな。


しばし待つ。





「どん底のお客さま」





「あ、はーい」( ´ ▽ ` )ノ



って、……おい。





『どん底』を読む。
著者 高山文彦さん。
ほんをよむ | Comments(6) | Trackbacks(-)

『スリーピング・ブッダ』

扁桃腺炎は着々と副鼻腔炎へと移行し、顔の真ん中が重怠いことになっており。



耳鼻科の医師はどこまでも優しく。
きっちりと処置をしてくださる。

イケメンでなくてもいい。
この鬱陶しい鼻の奥を、きっちり掃除してくれれば。
いや、イケメンでない訳ではない。



「痛かったら教えてね」

「痛いです」

「がんばって✨」

という、ありがたい励まし。
難産であった。




吸引をするユニットごと、我が家に来てはもらえないだろうか。
期間限定で、我が家に住み込んではもらえないだろうか。
なんだったら、治るまで耳鼻科に居続けたい。

ないな。





『スリーピング・ブッダ』を読む。
著者 早見和真さん
ほんをよむ | Comments(2) | Trackbacks(-)

『水声』

昨日から扁桃腺が腫れ、発熱。
仕事に穴をあけずに済んだので、まあいい。




関取(世帯主)が準備してくれたちゃんこ(病人食)。

鮪の刺身 (体力落ちてますがナマモノどーーん)
辛子明太子 (喉が一層ヒリヒリしますね)
味噌汁 (具が蒟蒻と豆腐のブツ切り、出汁はとらなかったと推察される)
白米 (茶碗山盛りどーーん)

ありがたくいただく。
関取と子供達、お惣菜の揚げ物パラダイス。
致し方ない。


白旗を掲げベッドに潜り込む。



ゆらゆらの頭で、色々な方のブログにお邪魔させていただく。


行ったことのない土地の風景だったり、
近くにいながら知らない場所であったり、
何かを作り続けていたり、
今まで気に留めていなかったこと(もの)だったり、
食べたことのないモノだったり、
見たことのない鳥だったり、
一つの家・一人の時間だったり、
同じ場所をずっと撮り続けていることだったり、
自分には全く思いつかない考え方だったり。


いいな、と思う。
色々って、いいなと思う。


お邪魔させていただいた皆様に感謝。
ありがとうございます。




風邪ひきの時間も、悪くはない。





『水声』を読む。
著者 川上弘美さん
ほんをよむ | Comments(2) | Trackbacks(-)