うづらのたまご

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ブログ

ぬるっとブログを始めた。


過去の日記を読み返して、妙なブログだなと。


『ヨクワカラナイジブン』を認識。


まあ、それでもいいかと。



ブログの掟みたいなこともわからず。
なんだかずかずかと訪問などしてみたけれど、気の利いたコメントなども残せず。


そんなときに、あたたかいコメントを頂いて。
『今日も書いてみよう』の繰り返しで。
なんとなく三か月。




訪問させていただいている皆様に感謝。

そして、今更感たっぷりですが(汗)訪問してくださる皆様に感謝を。
いつもありがとうございます_(._.)_。
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『海自オタがうっかり「中の人」と結婚した件』

本日仕事。
多少の体調の不具合くらいでは、休んだりしない(できない)性質で。
まして、激しく忙しい金曜日。
鎮痛剤と湿布でなんとかこなす。
ああ、今日の痛みがMAXでありますよう。






帰宅してすぐ、実家からの宅配便が届く。


なんでもかんでも力技で自分の意思を遂行する母からの宅配便。
毎度のことながら、開けるのに若干の気合が必要。


それは、みっっっっっっっしりと整列した干し柿であったり(ワタクシは干し柿が苦手だ)。
段ボールの中に、何箱も入った温麺だったり。
何年かかって飲んだらいいのか見当もつかない大量の梅酒だったり。


母の現在の流行が何であるか、わかりやすいっちゃわかりやすいのだが。


とりあえず、開けた瞬間のダメージを予測しつつ。

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今回は、カレー各種。
こんなに(@_@)。
アリガタイノデスガゴニョゴニョゴニョ。








自衛隊員の同級生がおり。
特別詳しいわけではないのだれど、制服や、装備などを見ているのが好きで。

中学時代に一度も話したことがなく。
中学卒業以来の飲み会で、初めて会話をした彼にそのことを言ったら非常に喜んでくれ。
ワタクシも自衛隊の話が聞けて非常に嬉しく(いや、元気で活躍している同級生に会えたのが嬉しく)。
やたらめったら盛り上がった。


「制服着た写真、写メしてくんね?顔はいらないから」と、つい本音だだもれ。

「おめー、それはどういう意味だーー」と、頭を叩かれた感じが、制服を着ていた頃を思い出させた。



東日本大震災の時、彼はどこにいたのだろうか。
写メは送ってくれなかったけれど(当たり前だ)、元気でいてほしい。








海上自衛隊は、洋上で曜日感覚を忘れないように金曜日にカレーを食べるそうで。
我が家も金曜日はカレーにすればいいか。


『海自オタがうっかり「中の人」と結婚した件。』
著者  たいらさおり
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うずくまる

本日仕事。
呼吸はできるだけ浅く。
笑みは絶やさず、大笑い厳禁。





昨晩、入浴後風呂掃除。

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いつもの、こういう体勢で挑む。

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床の乾拭きがあまかったらしく、ずるっと後ろに足を滑らせ。

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胸部を強打しただけかと思ったら。



あっちゃこっちゃ

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ええ、息が詰まりました。

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『アメリカン・スナイパー』

大好きな伯父がおり。



私が小学三年生の時、母が突然車の免許を取ると言い出し。


なんでもかんでも力技で自分の決意を遂行する母は、
東北にある母の実家近くにある伯母(母の姉)の家に居候し、
小学校の夏休み中に免許を取得するという無謀な計画を立てた。



当時、米軍基地が隣の市にある、都会のはずれ、まだ田舎のようなところに住んでおり。


宅地開発途中の自宅周辺の山で遊んだり
本を読んだり
何かを作ったり
一人で飽きることなく遊ぶ子供であったけれど。

夏休み中留守番をさせるのが嫌だったのか
教習所が近くになかったのか
なんだかよくわからないままにぐいぐいと伯母の家に連れていかれた。





伯母の家は、見渡す限り田んぼの中に。
大勢の人が住んでいる、大きな家。
『おほとけさま』がいる部屋には、軍服を着た若者たちの写真が壁に並んでいた。




母は、まさにぐいぐいと朝から夜まで教習所。
伯父、伯母、そして私よりも母に年が近い従兄弟たち四人。

伯母は野菜売り。
従兄弟たちはそれぞれ仕事。
農作業をする伯父と、放し飼いにされた犬のように夏休みを過ごした。




大きな声を出すことなど決してしない伯父は、私の名前を『クン』付けで呼び。
男の子と思われてもおかしくない名前に、それはとてもぴったりとしており。


とても器用な人で、ロープでブランコを作ってくれたり、虫かごを作ってくれたり。
冷麦を二把茹で、しょうゆをかけただけのお昼御飯も、伯父が作ってくれるとしみじみと美味しく。


『センソウ』のことを、いつもと変わらない静かな声で話してくれ。
私はその話になるとなぜかいつも背中がピンとした。


『ショウシュウレイジョウ』がきたときのこと。
『シュッセイ』するときのこと。
『エライヒト』から受けた、暴力のこと。
仲間のこと。
目の前で仲間が死んだ時のこと
『テッポウノタマ』が、腕に当たった時のこと。
『センソウ』が終わったときのこと。
『ホリョ』になったときのこと。



おそらく事実のみを、淡々と、まだ幼かった私にわかりやすく。
「ひとがひとを傷つけることはイケナイこと」だということだけは何度も繰り返し。




戦争のことを自分の中でどのように受けとめ、
来る日も来る日も丁寧に農作業をし、
静かに日常を送り、
コップ一杯の晩酌を嗜んでいたのだろうか。



「おやじに戦争の話なんてされたことないなあ」と、最近従兄弟たちに聞いた。






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あの夏休みは緩くも濃厚な時間であった。
「伯父に会いにいかなければ」
そんなことを思った映画だった。
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続・旅支度

関取(世帯主)が着ている、シャツがはちきれんばかり。
ボタンが苦しそうにシャツにしがみつく。
必死の様相(ボタンが)。
てことはだ、ボタン穴だって必死なわけで。
生地の頑張りときたら、想像を絶す。



「もう少し、ゆとりのあるシャツがあるといいですね」

中身だけで飲んじゃったほうが楽じゃね?的、幾重ものオブラートに包んでご進言。






関取が三歩前に。
後ろに娘・ワタクシと並んで、某量販店衣料品売り場を歩く様は、横綱土俵入りの如く。
若干、番付がおかしいことに。



サイズの一番大きなシャツを手に取り、すぐさまレジに。

「入るの?」
「入るでしょう?」

質問に質問で答えるのは止めていただきたい。


「だって、店で一番大きなサイズだよ」

ええ、だから心配。




帰宅して、シャツを着て関取が言う。

「このシャツ、旅行まで洗濯しないで」







ああ、洗濯した場合の若干の縮みの猶予もないんすね。
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できるなら

本日仕事。



ヘトヘトに疲れ、空腹のまま駅に向かう。
鼻腔に危険な香りが。
ああ、ラーメン。



ヨロヨロと、初めて入るラーメン店に。



カウンターのみのお店。
ラーメンを食べていると、右隣にサラリーマンが座った。
間髪入れず、水を飲み干す。
まだ口つけてないけど、それ、ワタクシの。


カウンターの中にいる店員と目が合う。
左側に新しい水を置いてくれる。
その瞬間に左隣に座ったサラリーマンが水を飲み干す。
それもワタクシの。







店員の立ち位置で、この状況に参加したかった。
参加て。
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旅支度

関取(世帯主)、巡業(旅行)の支度。




気楽な一人旅、というコンセプトだったはずなのだが。
重々しい(外見含む)一人旅的ニュアンス半端なく。
『ああ面倒くさい』感が、大きな大きな全身から漂う。






街中を歩く時のカバンがないそうで。
リュックサックは防犯上よくないと関取譲らず。


斜めがけのカバンがベストであると言うけれど。
どうにもこうにもベルト部分が短く(ふくよかな体型ゆえ)。
予想以上に大きくなってしまった、幼稚園の年長さん男児の如く。



ネット検索で「見つけた!」と言うので、どれどれと大きな背後から覗けば

「どこのパンク野郎ですか」と、ワタクシ心の声だだ漏れ状態。




「じゃ、これは?」と、見せられたカバンは、

「どちらのスタイリッシュ野郎ですか」と、ワタクシ不覚にも心の声止められず。




しゃあねえ、と店に同行。

カバンコーナーで「これはどうだろう」と関取が指差した品物は

「お友達とおランチにきた奥さま感半端ねえ(どんなの選んでんだ)」と、ワタクシまたも心の声垂れ流し状態。







結局、背中部分に開閉部が隠される『リュックサック』に決定。
『リュックサック』に、決定。
………『リュックサック』。







時計の針をぐるぐる回してみても、出発の日は早く来そうにない。
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『CROSS STREET』

気になっていた『CROSS STREET 土日ライブ』。

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200円以上を土日ライブ運営協力金として支払うのだけれど。
『以上』とか、『投げ銭』と言われるとちょっと考えてしまうのは、ワタクシだけか。
前に入場する方の様子を見つつ。
………200円でいいようだ。




四組のミュージシャンが出演。
目当ては一人。




ジェネレーションギャップを感じずにはいられない、もがいていたり・怒っていたり・恋していたりする詞。
よく考えると、随分とわがままな詞だったりするのだけれど。
完成されていない感じが心地よく。
なんだか面白い歌を歌う男の子だ。



いわゆる『おじさん』世代の客が多い。
昔、ギター抱えていたのだろうか。
今も、ギターを弾いているのだろうか。
ほんの少し膝が動いていたり、足や指でリズムをとっている空気を感じるのが好きだったりする。








真ん前には『伊勢佐木町ブルース』の歌碑と、看板が
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以前、黄金町のライブハウスで、佐藤嘉風くんがカバーした『伊勢佐木町ブルース』は最強。
もう一度聴いてみたいけど、無理だろうな。











帰宅すると、関取(世帯主)と息子が、先日の焼きおにぎりについて語り合っており。


「この間の焼きおにぎり、きっちり握られていたね」
「そうそう、噛みごたえ半端なかった」

「食べてる途中で、顎が痛くなったし」
「そうそう、でもちゃんと噛まないと喉に詰まりそうだよね」

「きっちり握ってある上に、焼いてあるから」




ああ……( ̄▽ ̄)

おにぎりを握る時は、細心の注意を払って力を抜かなければいけないことを忘れていた。






未だ、おにぎりの力加減がイマイチつかめないのは、44kgの握力のせいなのか。
違うな。

自己暗示

本日仕事。
息つく間もないとは、このことで。



ゴールが見えたあたりで、相方と妙なテンションになる。


「うおおおー、うちら絶対前世が極悪人だったんだーー」

「うおおおー、現世これなら来世期待大だぜーー」



後ろ向き・前向きの性格はこんな時に如実にアラワレル。
ああ、本当に素敵な相方だ。








口から抜け出しそうな魂を飲み込みつつ、とどめの急坂(我が家は急坂の途中にある)を登り、帰宅。


ああ、そうでした。
娘、喉が痛いと学校欠席でしたね。
まだ『とどめ』ではなかったのですね。

もう一度、この急坂を下り、病院に行かねば。
坂を下りるということは、もう一度この急坂を登るということで。
おおおおお。








耳鼻科の医師は、娘に対してもどこまでも優しく。
壁ドン的シチュエーションを、横から眺める。

おおおお。
娘の鼻穴を見つめる、真剣な眼差し横からバージョン。
萌えます。
いただきます(見ていただけ)。
ごちそうさまです(見ていただけ)。






ほら、力もらったし。
足をね、右、左、右、左ってするだけ。
見上げちゃうから駄目なの。
足下を見てればいいの。
ちょっとずつで大丈夫。
いつか着くから、家に。









『とどめのとどめ』をさす。
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称名寺

金沢文庫から称名寺までの住宅街には、ワタクシ好みの平屋建てがちらほら。
昭和の頃に建てられたと思われる懐かしい家。
さっぱりと掃除された家の周りと、イスを低くした小さめのママチャリ。
かわいらしいご婦人が住んでいるのかな、と想像。
表札には、えらく長い立派なお名前が。
かわいらしいご夫婦が住んでいるといいな、と訂正。
いや、かわいらしくなくても何ら問題はないけど。





称名寺。
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朱塗りというにはいささか色がさみしいけれど、反橋と平橋がかかる浄土式庭園はそのまま感あふれ。
これはこれでいいのだと思う。
ウォーキングする人、絵を描く人、写真を撮る人、ぼんやりする人、車いすの人。
それぞれの、思い思いの時間。
わさわさせずにいられるのは、観光客の少なさだけではないのかもしれない。



「こんにちはーこんにちはー」と、保育士さんの真似をして挨拶する、帽子をかぶった子供たち。
おりこうさんだね。



御朱印を頂戴して、裏手の山のハイキングコースへ。



若干ぬかるんでいるところもあるけれど。
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ころんと落ちている花にハッとする。



何も考えず、さくさくさくさくと歩いているのが楽しく。
「何が楽しいんだろう」と以前は思っていたのに。
そういうお年頃になったということか。
足を踏み入れる気になったということか。
ま、いいか。



随分と真剣に耳を澄まし、空を見上げる方が。
ああ、こうやって鳥の写真を撮影しているのですね。
すごい。




金沢山てっぺんの八角堂広場で。
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やっぱり写真へた。シーパラダイスがあああ(/ω\)。






下り道、なんだか大勢のリスがわしゃわしゃと忙しそうにしており。
トートツに『ロッキーチャック』の歌を口ずさむ(古いな)。






紹介してくださっていた、切り口の全く違うお二方のブロガーさんに感謝を。

『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』

映画。
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いつもながら、英語ができればなあと思う。









関取(世帯主)は睡眠時無呼吸症候群だ。



呼吸器科を受診。
各種検査の末、即座にCPAP療法開始。



ものすごくざっくり説明。

無呼吸を防ぐために、
寝ている間じゅう、
CPAP装置からエアチューブ(ホースみたいなもの)を伝って、
鼻に装着したマスクから気道に空気を送り続ける、という治療。




CPAP装着初日。
無意識のうちにマスクを外し、風が虚しく部屋の空気をかき混ぜており。


それじゃだめじゃん。


2日目も3日目も外す。



医師に相談。



最初のマスクより、若干ベルト部分が多くなる。



その晩も、寝ている間に外す。
次の晩も。



再び、医師に相談。



ベルト部分がさらに頑強になったマスクを渡され帰ってくる。
これがMAXのマスクらしい。
最初よりSMプレイ感が……気のせいですね。




それでも外す。



関取曰く
「外れてたら、装着してくれない?」

はい(-"-)?イマナント?

それはもはや、ワタクシ永遠の夜勤なわけで。









我が家が火事になった場合、
「ああ、そういう趣味の人だったのか」と思われる可能性なきにしもあらず。
いや、死んだ後の事まで考えなくてもいいか。



「マスクを外さないように、両手を縛ってしんぜよう」というご提案をさせていただく。



関取ソッコー装置を返却。








CPAP療法成功者はたくさんいる。
痩せていても無呼吸症候群の人はいるけれど、痩せてみればいいのに。
あれから10年経つが、ますますソウルフル。
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『円空への旅』

6:30 起床。
7:38 娘を送りがてら、横断歩道で旗持ち。
8:00 ほんをよむ。
9:00 無言になり、ベッドに潜り込む。
16:00 娘帰宅 ∑(゚Д゚)




久々に、ロングスリーパーたる一日。
それなのにもう眠い。


無言になった理由はわかっている。
若干、相性が悪かっただけ。
生きてりゃそんなこともある。









『円空への旅』
著者 早坂曉さん。
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機嫌のバロメーター

本日、仕事。


なんとなく、リズムが噛み合わず。

「ごめん、今日変だ、ワタクシ」と相方に言ったら、

「大丈夫、いつも変だから」というありがたいお言葉。

( ̄▽ ̄)。

かたじけない。











「明日、タカハシくん(仮名)の家でパーティーだから」と、息子が言った。

ほう、ぱーちー。



「タカハシくん(仮名)の家は金持ちなんだ」とも、言った。

ほう、お金持ち。




タカハシくん(仮名)の自宅は、確かに高級住宅街と言われているところだ。
お父様の職業も、高給取りっぽい。




「なんで、お金持ちだと思うの?」

「オクジョウがあるんだよ、家に」

「そらすげえな、あの一等地で牛も飼ってんのか?」

「それ牧場」





知ってる。
ナイスなツッコミ。
ご機嫌麗しゅうございますな、息子よ。
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お下がり

息子の中学校時代のジャージ(上)


傷んでないし。
棄てるのもったいないし。



着ちゃえ。



息子が起きてくる。

「おそよう」と声をかける(我が家では朝10時を過ぎると「おはよう」とは言わない)。


寝起きの不機嫌そうな顔で

「その格好で外に出るなよ」と言う。

「わかったーーー」



アブネー(@_@)モウコンビニイカナイヨ。




息子が着られなくなった服を、ワタクシが着る場合『お上がり』になるのだろうか。
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『マエストロ!』

映画を観に。
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中学時代、弦楽部に所属しており。
まさに朝・昼・晩とマンドリン漬け。
性に合った楽器だったのだと思う。



3年に進級するときに、それまでの顧問が転勤。
赴任してきた、若い顧問との出会いはまさにカルチャーショック。
それまでの、なんとなく練習し、なんとなくコンクールに出場し、なんともない結果で…というループを破壊。


「おまえらさ、優勝したくないの?」が、最初の挨拶で。


音楽の経験ゼロという彼は、なんのてらいもなく部員にマンドリンのイロハを聞いてまわり。
地元の社会人で構成されていたマンドリンのサークルに足繁く通い、指揮を練習。
サークルのメンバーも指導に来てくれるという熱の入れようで。


人を巻き込む力がある人の側に居られるワクワク感半端なく。
あの、指揮棒の先っちょを全身全霊で見るのが好きだった。
先生はお元気だろうか。




なんてことを思い出した、あたし好みの映画だった。








『ぐでたま』のマスコットで密かに狙っているものがあり。
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映画帰りに、上機嫌でコンビニへ。
当たるといいな。
いい大人が一袋だけ持ってレジへ。


バイトの男の子と目が合う。
…………。
息子の友達だった。



「誰にも言うなよなーーー」と小さい声で威張って言ってみたけれど。
ニヤニヤしてたな。
嗚呼。





でも、欲しいのが当たった。
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ま、いっか。
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名付け

本日仕事。
ほどほどに忙しく。
時給分きっちり働いた感が心地よい。





職場でペットの話題が。
犬を飼っているスタッフが圧倒的に多い。
我が家にはペットがいないので、以前飼っっていたインコとうさぎの話を。



名前を聞かれた。


インコ(白)が『うに』
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インコ(青)が『かめ』 うさぎが『めだか』
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「そらおかしいだろ」と、散々な言われようで( ´ ▽ ` )。



動物に、他の動物の名前をつけるのはおかしいだろと。
動物に、食べ物の名をつけるのはいいらしく。
最後に飼ったうさぎの『すもも』は、OKだそうで。

ほう。







うさぎの『すもも』が死んだときに、ペット霊園の方が迎えにきてくれ。
こちらが恐縮するくらい、大層丁寧に対応してくださり。



「過去に私どもで火葬させていただいた、ペット様の種類とお名前を教えていただけますか?」
と言われたので、


「インコのうにと、うさぎのめだかと、インコのかめです」と答えたら

「インコのうに様と、うさぎがインコで、めだかが何?」と、完全に混乱し。


最後の「めだかが何?」あたりは完全に素になっていたことを思い出した。





ペット霊園の担当の方は混乱していたけれど。

インコのうにもかめも
「うーに」「かーめ」と楽しそうにおしゃべりしていたし。
いいんでないかい。



ワタクシ的には、何ら問題はない。






息子と娘は、しっかりとしたニンゲンの名前だ。
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手入れ

うらうらと暖かい一日。



猫の額の手入れ。



寒い日が続いていても、草は律儀に上へ上へと。
せっかく芽がでてきたのに、すまんすまんと草を抜く。
枯れている葉っぱを取り除く。
伸びすぎてしまったアイビーの床屋さん。
お隣の家に空中訪問している、ピラカンサの枝を切る。




ヘビイチゴ
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「ヘビが来るから抜いて」と、小さい頃母に言われたけれど。
『まずくてヘビも食べない』と、何かで読んだ気がする。
黄色い花も、赤い実もかわいくて抜けない。



レンテンローズ
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小ぶりな蕾がころましいことになっており。
これからぱかんと咲くのだね。



ヒメツルソバ
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ほっといてもどんどん増える。
他所のお宅にまでお邪魔しちゃう。
ずいずいと陣地を広げる実力者。



紫陽花
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叔母がお土産に持ってきてくれ。
テキトーに剪定して、一つも花が咲かなかったことがあり。
「ちゃんしてれば応えるぜ」的な。



雪柳
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はらはらはらと散る。
関取(世帯主)は、この家に住んで10年目にやっと存在に気づいた。
どこ見てんだ。
和服が似合いそ。




寒い寒いと言っている間に、草木たちは着々と春の準備をしており。
カキーンとした冬が好きだけれど、春もいい。










通学路にあるゴミの収集場所とアパート周辺が、なんだか汚いことになっており。
ついでに掃除。

いつも、収集場所にチョークで

『ルールを守れないヤツは出て行け!!』
『ゴミもちゃんと捨てられないのか!!』

と書き殴る上品なご婦人に、通りすがりに「ご苦労様」と言われたけれど。

誰かのためにやっているのではなく。
まして、ご婦人のためでもなく。

散らかっている道を通ると、気持ちがガサガサしてくる自分が嫌なだけで。
「汚い道を子供たちが通るのは嫌だな」と考えてしまう自分が面倒なだけで。

会釈だけ返した。
「ありがとう」だったら、すとんとココロに落ちたのかもしれないなと、少し経って思った。







こんな、ヘソが右斜め45°の日があってもいい。
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審査?

高校生の息子は自転車通学だ。



山坂の多い土地がら。
自宅から急坂を登り、坂道を下り。
だらだら坂をひたすら上り、下り。
もう一つ、坂道を上った所に学校がある。



そうやって登校してるということは、逆パターンで帰宅するということで。



入学当初、帰宅すると魂が抜けたように倒れ込んでおり。
通学だけでこの屍状態。
三年間で、何か一つ好きなことを見つけられたらいいなと思っていたけれど。
部活動は無理だな、と眺めていた。




ある日突然、
「弓道部に入るから」
と言われ、ハハ(O_O)?

「的の方に立っていると、矢が刺さるよ?」
「知ってるから」

仕組みは理解しているようだ。


「あれだね、かあさんのバイクの後ろに乗ったら流鏑馬できるね」
「捕まります」


ほう、一般常識クリア。
「なら、どうぞ」





暑い日も、寒い日も、休みの日も坂を上ったり下ったり。
決して器用な子でなく、どんなことになっているのか見当もつかず。
弓道の動画を見てみたが、息子がやってる姿は全く想像できず。
それでも、辞めずに続けている(多分)ことが、ハハは嬉しかったりする。






家では「めし、金、知らない」だけで棲息。







同じ年頃の男の子を持つ友人がため息まじりに言った。

「『ヒモ』ならさ、お金あげたら愛くらい囁いてくれるよ」

まあそうだねと二人で爆笑う。
でも、息子に愛を囁かれてもさ。





まあいい、楽しめ男子高校生。






そして、審査合格おめでとう。(ナンノシンサカヨウワカランハハペロリン(・ω・)w。あ、弓道か)
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ちょっと手伝う

あううううう、と起床。

ピクルスにむせた身体は、きちんと痛めた筋を覚えており。
人間、むせる時はこれだけのパーツを使っているのだと実感。
ああ、なんて精密にできているんだ、身体は。




変更できる予定はどうでもいい予定で。
変更できない予定というものも、数少ないけれどあったりする。




今日は変更不可、小学生に和太鼓の最終テコ入れ、てか、一回だけの指導。

「とりあえず一曲、子供たちに見せてもらえると喜ぶと思いますーー」
うーーーん。
うううううーーーん。
悩ましい声ではない。




鎮痛剤飲んで、と。
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家でテーピング巻き巻き。ワタクシバージョン。
面の皮は厚いが、手の皮は薄い。





バイクで移動だと身体が冷えてしまうので、電車で移動。
移動中、微妙にストレッチ。
ああ、怪しくてごめんなさい。

学校の正門前でメンバーと待ち合わせだが、早く着きすぎて誰も居ず。
微妙にストレッチしながら、身体が冷えないようにうろうろ。
ああ、不審者ではありません。




メンバーと合流し、子供たちと対面。




挨拶代わりに、三浦半島の三崎地方に伝わる『ぶち合わせ太鼓』を演奏。
腕を振り上げるときにバチが眼鏡に当たり、若干横山やすし風に。
知らないか、小学生。
横山やっさん。







今月、某所で子供たちが演奏するという曲を見せてもらう。

…………コレヲイチジカンデカタチニセヨト(O_O)?



子供たちの緊張は、一緒に大きな声を出すことで解消。
そうそう、もっと大きな声出るかな。
肩の力を抜いて、声出すよ。
上にぐーーんと、身体と腕を伸ばしてごらん。
バチ、まっすぐだよ。
バチに人さし指を沿わせてごらん、ほーらまっすぐ。
無理に叩かなくていいよ、上から手を落としてみて。
ほら、バチが撥ね返るでしょう。
太鼓の皮の力を借りるんだよ。
太鼓を見ないで、顔を上げて。
友達の顔が見えるかな。
みんないるから大丈夫。
最後は、最高のドヤ顔とポーズだよ。




子供の柔らかい頭と身体は、ぐいぐいとコトバを吸収。
すげえ。
子供、すげえ。





楽しんで叩いでおいで。きっと大丈夫。






帰宅後、屍に戻る。
あううううう。
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代償

本日仕事。
力仕事がワタクシに集まるのは、気のせいか。
本日、大工仕事。
首を傾げつつ完成。
どゆこと?






自家製ピクルスの味見をして死ぬほどむせた。
ええ、本気で死ぬかと思いました。


身体中の筋という筋を痛めた。


水を飲もうとシンクを見ると、銀色のものが。
奥歯の詰め物だった。



全身の痛みをこらえながら歯医者に。


「奥歯が欠けてます。割と最近。それで詰め物が外れたんですね」


たった今だと思う。
さっき生還したところだし。




娘、
「かあさんが死ぬほどむせたピクルスですよ〜」と、食卓に出すのはやめなさい。

息子、
ピクルスの器をそっと遠ざけるのはやめなさい。


一週間の予定。
奥歯の欠片。
歯科の治療費4600円。
家族の信用。





一口のピクルスで失った。
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佐藤嘉風LIVE “Traveling Sheep”

鎌倉Daisy's cafe。
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嘉風くんは雨男だ。
LIVEは、高い確率で雨になる。
行きは晴れていても、帰りは雨だったり。
晴れていても、折りたたみの傘は必須。
なのに、雨が上がった。



歌を聴きだしたのは三年くらい前。
ちょっとしたご縁で、これまたちょっとしたタイミングで。



必死こいて子育てをしている間、音楽を聴く余裕もなく。
テレビで映し出される、ありとあらゆる音楽はしっくりこず。
そんなときに「ドレドレ?」と思って、聴いたのが始まりで。
それから飽きることなく、毎日毎日聴いている。



岐阜県出身。
ああ、どうして岐阜県は魅力満載なのだろうか。
桑田佳佑さんやSASのサポートメンバーとしても活躍。
乃木坂46さんの『渋谷ブルース』の作曲。
NHK『ゆうどき』のテーマ曲、作曲・演奏……etc。





なんだろな。
声透明で歌うまいし、イケメンだし(濃いという意見もある。本人もそう言う)、背景が見える居心地いい歌作るし、変な歌も作るし、なんか独り言ぶつぶつだったり、MCへんてこで、突っ込みどころ満載で、時々素っ頓狂なこと言うけど。



眼鏡をかけてのLIVEを観るのはは初めてで。
なんだか『どちらさん』感が強かったのだけれど。
すとんと歌がココロに落ちる。
ギターとアンプを女性に置き換えて話す顔は、『男の子』のようで。
大好きな歌が始まると、鼻の奥がつんとした。











滞っていた日常に風を吹き込んでくれた、大切な人だ。


『嘉風(よしかぜ)』というお相撲さんがいるけれど。
『嘉風(よしのり)』と、読む。
いい名だな、と思う。
ご両親の想いがつまった、いい名だなと思う。


好きな歌を見つけて、時間が動き出した。
ありがとう。
そして、ワタクシを放し飼いにしてくれる家族にもありがとうを。

明日も頑張れる気がする。
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円空・木喰展

昼間、百貨店のテラスで行われるフリーライブの歌を聴きに。
何組かのバンド、シンガーソングライターが共演。
目当ては一人。
伸びやかな声で、気持ちよさそうに歌う。


持ち時間で三曲。
聴きたい曲が聴けてラッキー。
できるなら、箱で聴いてみたい。








ホクホクしてエスカレーターに乗った時に見つける。
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わお、まさかの今日から。


ということで、じっくり。


ノミ痕がゴンゴンと残った木彫像なのに、惹きつけられる柔さは一体?の円空。
触りたくなってしまう衝動に駆られる。
触らないけど。
三道のある像が少ないのはなんで??



円空・木喰合わせて250点展覧してあり、円空だけで力尽きる。
勉強して、もう一度行こう。






知らない世界がたくさんあってワクワクする。
知らなくても別段生きていくのに困らないけれど、ワタクシは知っていた方が楽しい。
人を貶める世界は、どうしても苦手だけれど。

時間が足りない。
けど、睡眠時間は削れない。
ロングスリーパーなのが、問題だったりする。
ま、いっか。

決壊

風呂。
そこは『一日の疲れを癒す場』であるべきだと、個人的に思う。




娘が入っている風呂に、後から入る。

自由だ、非常に。
ワタクシと入るときだけの特典。
ラッコのように浮かぶ娘。

まあ、いい。
入浴スタイルは人それぞれだ。
公衆浴場ではない。
疲れが癒されるならそれでい。




浮かんでいる娘の隙間に、身を縮めて入る。



「ねえ、今日入浴剤二個入れた?」
「ううん、入れてないよ」


某発泡性入浴剤の「ゆず」を使っている。
いつもよりお湯の色が濃いような気がする。


「昨日、入浴剤半分残して、それも入れた?」
「ううん、入れてないよ」




あ、そう。
ワタクシの目が黄色いのかもしれない。



ラッコ娘の横で縮こまってお湯を見つめる。
……………。




「でも、いつもよりお湯の色が濃い気がする」





ラッコ娘、ザバアーっと立ち上がり、風呂から出て洗い場で土下座して言う。

「ごめんなさい、絵の具入れました」
「あははは( ´ ▽ ` )、そうかあ、絵の具かあ」





「ごるああああああ!!!!!」(ノ-_-)ノ~┻━┻






巻き舌になって怒ったのは言うまでもない。
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定番

ドライヤーをかけるのが苦手だ。
いや、面倒なのだ。
ずっと、ショートカットだ。



過去に一度だけ、背中の真ん中くらいまで伸ばしたことがある。
息子がお腹にいた頃だ。
ホルモンバランスが悪かったのだと思う。



その長い髪に、スパイラルパーマなどかけてみたくなった。
当時のモデル『はなちゃん』みたいな髪。
よっぽどホルモンバランスが崩れていたのだと思う。



えらい長い時間、美容師二人がかりであーやったりこーやったり。
工程の半分くらいで白旗をあげたくなったのだが、我慢。
注文したの自分だし。



近眼なので、出来上がりまでどんなことになっているのかわからないわけで。
修行のような時間を経て、眼鏡をかけ、鏡に映った自分を見て思った。




「佐藤蛾次郎だな」




同じ頃、
先輩も同じ『はなちゃん』の髪型を目指しスパイラルパーマをかけた。
家にかえってご主人に一言「ラモス瑠偉?」と言われたらしく。





美容師のせいではない。
その一度以外、ずっとショートカットだ。
これが落ち着く。
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ウクレる

本日頭痛。



一人勤務の後、緊張から解放されると毎度のことで。
何もしたくなくごーろごーろ。
できるならずっとしていたいごーろごーろ。



いつもの頭痛薬他をいただきに近医へ。

「お会計、1840円になります」

1000と800と40円っと、お会計の皿に並べる。

「今の『ドヤ顔』半端なかったす」と、受付の方に言われる。
ミラレタカ( 〃▽〃)。


頭痛薬のおかげさまで、復活。






先月、ジーパンのファスナーに巻き込んで、折れてしまった右手の親指の爪がいい具合に伸びてきた。
ウクレレで遊ぶ。


ウクレレは、完全我儘気儘俺様何様一人遊び。

ハワイアンやらない。
ソロウクレレしかやらない。
ピック使わない。
好きな曲しかやらない。
やりたいことしかやらない、ウクレレ遊び。

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虎目が好きだったりする。





原曲はハワイアンらしいけど、
「あーあんあ、やんなちゃった、あーんあんあ、おどろいた」はやる。
漫談はやらない。


今日は『やんなっちゃった節』
そんな気分だった。






音楽が世界を救うかはワカラナイけれど、
ワタクシはいつも音楽に救われている。
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相方が有給休暇ということで、本日仕事。
ワタクシが出勤でない日は、相方は一人で仕事をこなしており。
頭が下がる。





職場に、絶賛ラブラブ同棲中の女子がおり。
いいですね、実に幸せそう。
実に身の置き所がなくなります、恋愛話。
日常のラブラブっぷりを、こそばゆい感じで聞く。




「今日は、豆を買って帰らなきゃ」
「ほう」

「一緒に鬼は外やるの」
「ほう」

「あ、鬼のお面も買わなくちゃ」
「節分プレイ?」と聞いたところで、思いっきり彼女の食べていた煎餅の洗礼を受ける。



ええ、洗います、カーディガン。





こんななんでもない日常が、ワタクシにはとても大切で。








どうしても読む気になれなかった新聞(もはや古聞)、五日分を読む。
読む気になれなかった理由はわかっている。
日々の事件の多さに、ただただ呆然としていたのだ。




どんな言葉も的確ではなく。
どんな言葉も虚しい。
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裾上げ

本日仕事。
自分を見失いそうになる程忙しく。
そんな時ほど冷静に。









関取(世帯主)がジーパンを購入するとかで。


実に簡単だ。
入るジーパンを購入するしかないのだから。
形は…とか、色は…のように悩む必要が、ほぼない。
入るか、入らないか。
いいですね、実にシンプル。



入るジーパンがあったようだ。
よかったです。
そろそろオーバーオールも選択肢に入れておいたほうが。
浴衣ってのも粋ですぜ、旦那。



裾上げするんだ。
ほう。
20分かかると。
ほう。


じゃ、本屋で時間を潰すか。


お、20分経過、取りに行くんですね。


お、手ぶらで帰ってきた。




「まだ、できてないんだって」
「まだ縫ってるんだ、大きいもんね」



「ずっと縫ってる訳じゃないと思う」




知ってる。
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『虫捕る子だけが生き残る』

幼稚園バスから降りてきた息子は、アゲハの幼虫を連れていた。



うねうねする生き物は、正直あまり得意ではない。



『大切なもの』を、緊張した顔で連れてきた息子に向かって、
「捨ててきなさい」と、言えなかっただけのことだ。



『メロス』と名付けられた幼虫の家を作る。
虫カゴに、花瓶を入れて、柑橘系の植物の枝を挿す。
誤って溺れないように、花瓶の口をティッシュで塞ぐ。


はじめの頃は、
枝を新しいものに取り替えるために右手を虫カゴに入れると、
見事に右半身だけ鳥肌が立った。


まあ、慣れれば慣れるもので。
しんとしたときの、葉っぱを囓る音。
歩くときの、規則正しい足の動き。
方向を変えるときの、体の動き。
よくできているものだ。
鳥肌も立たなくなった。


そんなに豊富にあるわけではない柑橘系の葉っぱ。
ご近所さんに分けていただいたりもした。




蛹になり、アゲハの登場を楽しみに毎日虫カゴを覗きこんだ。







子供達が寝静まった、夜。

虫カゴの中で一匹の蜂が飛んでいた。
どうやって中に入ったのか、全くわからない。

帰宅した関取(世帯主)に説明。
「なんかの拍子に中に入ったんでしょ」
なんの拍子?



『メロス』に危害を加えられると困るので、蜂を外に放す。


何度覗いても、蛹はピクリともせず。
何日経っても、アゲハは登場せず。
よく見たら、蛹には穴が開いており。


幼稚園から帰った息子に説明する。

「アゲハヒメバチだ。寄生すんの」当たり前のように言う息子。




ナニソレ(T_T)。
ハヤクオシエテヨ(T_T)。
ハチヲソダテテイタノカ(T_T)。
ケッキョクタノシンデタノハ、ハハナノカ(T_T)。





『メロス』はハチになった。
激怒はしなかったけれど。






『虫捕る子だけが生き残る』を読む。
著者 養老孟司さん/池田清彦さん/岡本大三郎さん。
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