うづらのたまご

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『バガボンド』

「資源ごみを出してきてはもらえないだろうか」と関取(世帯主)に頼んでみる。

「わかった、じゃあその前に腹ごしらえ」

…………はい( ̄▽ ̄)?


目の前の坂を、ほんの100歩ほど下るのに腹ごしらえとな。

ははーん、その100歩の間に全力で闘わねばならない猛獣でも待ち構えているのだな。
いや違うな、坂の途中で行き倒れている旅人を背負って救出するのか。
そもそもこんなところを旅人が通ったりするのか。
まさかこの坂の途中で、いきなり全米オープンテニスの試合をしかけられるとか。
そら、炭水化物必要ですわな。
なるほど、関取廃業なんすね。


わしわしわしとおにぎりを食す関取を見つつ考える。






「かあさんまだ具合悪いんだから、とうさん晩御飯当番ね」娘が言う。

「あ、モコズキッチンみたいに、塩高いところから振ってみるとか( ´▽`)?」関取のたまう。

…………はい( ̄▽ ̄)?


「速水もこみちくんに謝らんかい」心の声だだ漏れる。






上京してから、米は定期的に実家から。

関取の長期休暇で、どんどん減る米( ̄▽ ̄)。


「米なくなったら電話よこさいんね(よこしてね)」という母の言葉に一度だけ甘えてみた。


「あの、米がそろそろなくなりそうなのですが」

「あら、今回早くない?なんか飼ってるの?


…………( ̄▽ ̄)。
飼ってるつうか、なんつうか。



電話はそれ一度きり。








黄金週間始まったばかり。
ワタクシの怒りメーターが、何度振り切れるのか数えてみるもよし。
いざ。






昨日、ライブに行けず。
ゆらゆらする天井をみながら「なーにやってるかねえ」と呟く。
なーにやってるんだろうねえ。








なぜか、体調を崩すと読みたくなるマンガ。

「会う人、出会うもの、全て我が師なり」と書いてあったのは、原作であったか。
別の書籍であったか。
見つからず。


原作 吉川英治さん『宮本武蔵』より 井上雄彦さん 『バガボンド 1〜37』 再読



なーにやってるかねえ
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あるものがない

「今、どこにいるの?小児科から電話がきて、予約時間が過ぎてるけどまだ来てないって言われたんだけど」



駅前のスーパーで買い物をしており。
関取(世帯主)からの電話で、病院の予約日だったことを思い出す。



近くにある総合病院の小児科。
子供たちがずっとお世話になっており。
月に一度、薬をいただきに。



あまり丈夫な性質ではなかった子供たち。
入院すること数度。
へとへとになっているワタクシに、その医師はいつも優しく。
県外に開院するために病院を辞めたあとも、月に二日、受け持ち患者の診察を継続してくださっており。



慌てて病院に電話、謝罪。
受付の女性から、その医師に電話が替わる。


「あのねえ、桜新町にサザエさんの銅像あるの知ってる?」

いえ。

「波平さんのね、毛が抜かれるわけですよ。誰かにね」

はあ。

「非常に気持ちが悪いんです『あるものがない』ということは」

はあ。

「いつも一番に来て待ってるでしょ」

はあ。

「いつも、カルテが一番上にあるんですよ」

はあ。

「仕事がまだ終わらないのかな、とも思ったんだけどね」

いえ、今日は仕事ではないのです。

「気持ちわるいんですよ『あるものがない』というのは非常に」






字はひどいけれど、折れそうであった子育てを暖かく支えてくださった、落語好きの医師。


「あはは」と笑いながら、バイクで病院に。
帰宅し、カレンダーにいつもより大きな字で『病院』と書いた。
明後日は、ちゃんと一番に。
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想定外

にぎにぎにぎと、キャッチャーミットのような手で巨大なおにぎりを。
朝、リビングに入った瞬間に目に飛び込んでくる関取(世帯主)。
ハンドボールかと思った……( ̄▽ ̄)ココロノツブヤキ






小田原にトランプを見に行くはずだったのにだったのに。

「かあさん、今日は四時間授業だから『おかえり』してね」
……うぐ( ̄▽ ̄)





気持ちを切り替えてな。
きりっとな。



誰もいなくなった家で、朝仕事。




ああそうか。
薬がなくなるころだ、ちょうどよかった。
いつもお世話になっている医院に。



世間話しつつ。

「じゃあ、いつもの薬ねー。あ、そうそう調子どう?」などと言われ。

今朝からすこーし喉が痛いような気が

「はい、あーんして…うわっ思ったよりひどいよ」

あれまあ。

「熱あるじゃん」

あれまあ。

「点滴してって。しんどかったでしょ」

あれまあ。









そんなヤサシイコト言われたらぐにゃぐにゃになってしまう(立ち上がれなくなるの意・念の為)ではないかあ。.









ぐにゃぐにゃでブログを書いていて、別記事の下書きを投稿してしまいました。
拍手・コメントをくださった皆様、申し訳ありませんでした。
平に平に。
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鯉のぼり

職場の相方が広島に。
サザンオールスターズのコンサート。

心を鷲掴みにされて(勝手に掴まれているだけ)早三年強、ミュージシャン『佐藤嘉風』くん。
昨晩、相方からLINE。
ツアーパンフに『コーラスサポート』として名が。
おおおおお(*ノωノ)。


ごろごろごろと転がってみる。

「かあさん、おばかなの(*'▽')?」

「そそ、でも一回ぶっていい( ̄▽ ̄)?」

うきゃうきゃと逃げる娘を追い回す。






珍しく、目覚ましにしている曲ががかかる前に目を開ける。
おお、奇跡的な朝。
緊張からくる、早朝覚醒であるかもしれないけれど。
老人性の早起きなのかもしれないけれど。
ぼんやりしていない朝を楽しむ。目、開けているだけ






本日仕事。
いつも頑張っている相方にコンサートを楽しんできてもらいたく。
めったにない一人勤務。

本日の通勤テーマ曲は『水口囃子』。
顔はきりっとな(・ω・)。
朝だしな。
頭の中は『テンツクツッテンツクツクテンツクテンツクツッテンツクツクテンツク』。
でも、顔はきりっとな(・ω・)。

わちゃわちゃと、走り回っても走り回っても、どんどんたまる仕事。
ああ相方はいつも、一人でこのような状態と闘っているのだ。
弱音を吐かず、頑張っているのだ……と思いつつ、ゴール。
一気にくる虚脱感と闘う。







職場近くのスーパー。
思考回路完全ショートの頭で買い物。
豆乳3パック、ビール6本、一リットルジュース2本、酒、缶詰、サラダ油……etc。
ナニユエオモイモノバカリ( ̄▽ ̄)
毎度のことながら、自分の限界値がイマヒトツわかっていないニンゲンであることに、精算が終わった時点で気づく。






ああ、でも川では鯉のぼりが泳いでおり
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まあ筋トレと思えばいっか、などと思い。
ずっしりと重たい荷物をダンベルの如く。
片腕ずつおりゃおりゃと持ち上げながら。





大きな口を開けた鯉のぼりが、わっふぁわっふぁわっふぁわっふぁと泳ぐ川沿いの道を3駅歩いた。

そうか、もう5月なのだ。
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入撥

喋ってはいかんのだ。

娘が習っているモダンバレエのリハーサル。

ソロの女の子が一生懸命に舞う。

肩が出ているピンクのふわりとしたドレスを着て、くるくると舞う。

舞っている間、喋ってはいかんのだ、保護者は。


が、しかし。

ひそひそひそひそからの、ざわざわざわざわ。

真っ直ぐに女の子を見ているワタクシに、母親たちが声をかける。

「あんなかわいいピンクのドレス、私たちはもう着ることないんだろうなあ」

「うっそ、ワタクシ普段着あんな感じ」←うそ。常にジーパンTシャツ。

大爆笑。ハイワラッタミナサマout( ̄▽ ̄)

講師のお叱りをいただき、ようやく静かに。







バイクで和太鼓の練習に。
ああ、ガソリン入れないと。

……んぐ( ̄▽ ̄)。
給油してくれるガソリンスタンド忽然と姿を消す。

あの爽やかなセーネンにガソリンを入れてほしかたのにほしかったのに。

というよりは、セルフ給油が実に苦手であり。
苦手というよりは。
どこまで入れられるのか、ギリギリを狙いたくなる自分がおり。
たいてい「あっ」という残念な結末。


仕方あるめえと、セルフ給油のスタンドに。

「本日給油してくださったお客様に、ティッシュ三箱プレゼントしております」などと囁かれ。


俄然やる気。
やればできる。
少な目に給油すればよいのだ。
欲張るからいかんのだ。


おしとやかに入れた結果、ティッシュをいただくのが申し訳ねえ請求額。
すまんすまんと退場。







和太鼓の練習。

入撥いたす  篠笛で酸欠、外のベンチで休むの図
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一日が非常に長いのに、一年はあっという間、これ如何に。
得をしているのか、損をしているのか。








夜のベランダで、ビールを飲もう。
お中元にいただいた、お気に入りの作品を読みながら。
それがいい。
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ワスレラレナイコト

「明日の朝ごはんは『自由』でよろしく」と、宣言し、ベッドに。


いいですね『自由』。
自分の好きなものを食す『自由』。
自分の好きなものを作って食す『自由』。
実にいいですね。


それはやっと巡ってきた休日に、惰眠を貪るハハの作戦。
ミナミナガタノケントウヲイノル( ̄▽ ̄)








午後から、庭の手入れ。

「ああもうあっちゃこっちゃに伸びてますが」的アイビーをちょきちょきっちょき。
「なんだかワタクシ重心がおかしくなっておりますの」的ローズマリーもちょきちょきちょき。
「株分けしてもらって、ポンポンこんな感じですのん」的アルメリアよしよしよし。
「空中ならセーフっすよね」的お隣のお宅に若干侵略、ツルニチニチソウもちょきちょきっちょき。

垣根はさみで、木の床屋さん。
ニンゲンとしてありえない体勢になりつつ、しゃきんしゃきんしゃきん。

お次は草取り。
せっかく明るい世界に飛び出てきた葉っぱを抜くのは、少し申し訳ないのだけれど。
すまんすまんと、名前のわからない草を抜く。


ああ、すっきり。









北海道をバイクで走ってみたく、免許を。

竹刀を持った教官に

「もう少しメリハリをつけるわけにはいかんのかね?」などど困り顔で言われ。

いや、いかんということではないのだけれど。
元来こんなニンゲンで。
「壊しちゃいけねえ」と、そっとシフトチェンジ。
ああ『シフトチェンジ』とは、きりっとするものなのだと学ぶ。
きりっとな。
メリハリな。








まだ相撲界に入門する前の(今より40㎏ほど体重が少なかった頃)世帯主と、バイク二台で海を目指す。
公道を走る稽古。
景色を楽しむ余裕などなく、ひたすら世帯主の背中を追った。




海に到着。

磯場の海に、生まれて初めて見る生物が。
なんだこれ。
もにょもにょふわふわ動く生物。



「これ、何?」と聞いたら「ウミウシ」と世帯主が答えた。

「とって」と指をさす。

「ちょっと無理」真顔・即答。






あの顔は一生忘れない、たぶん。
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年下の女の子

窓の外に、ゆらゆらゆらとオレンジ色の花が。




職場で仕事の準備をしていると、誰にでもなんでもはっきりと物申す一回り以上年下の女子が寄ってくる。

「あの花、なんて言うの?」
「ひなげし」

「へー、やっぱ年寄りって花の名前とか詳しいよね」

……トシヨリ( ̄▽ ̄)?






思考能力が停止しそうなほどてんてこ舞いの午前の仕事を終え。
もはや、家にたどり着く自信がないほどの空腹で。
コンビニでサラダとおにぎりなど買ってみる。

職場に戻り、スタッフと昼食。
サラダを開けたら、ドレッシングが入っていなく。
まあいいやと、もそもそ食す。

目の前で食べていた女子が気づき。
「なんでドレッシング入ってるか確認しないで買ってくるのさ」

コンビニでサラダ買うの初めてだし。

「マジか、化石だね」

……カセキ( ̄▽ ̄)?







頂き物のお菓子の包装紙を破き、女子がのたまう。

「わーい 『やべし』だって o(≧▽≦)o 」

『北斗の拳』かw?
『ヤバい』の何チャラ活用かw?

いや、それ『ゆべし』だから。

Winner ( ̄▽ ̄)。







誰よりも早く出勤。
スタッフが気持ちよく仕事を始められるように準備。
辛くても、いつもカラカラと笑う。
ワタクシが男だったら付き合ってあげてもいいよなどとのたまう、生意気な女子。

はい( ̄▽ ̄)?
そもそもワタクシ女だし
こっちだって選ぶ権利あるし









『困った人』の仕事の尻拭いをしている女子の頭をポンポンしてやる。
涙をためて抱きついてくる。
ワタクシは、こいつが頑張っているのを知っている。
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おみやげ

朝、ぼんやりした頭で階段を降り、着地したところで足を滑らす。
最後の一歩で大開脚&イナバウワー。
一気に覚醒。


ああ、そういえば。
昨晩息子が玄関から廊下まで占領し、ガチャガチャと自転車の修理をしており。
何やらシューシューとスプレーの音。
その潤滑油が廊下に残っていたと思われ。
二階に戻り、眠っている息子に軽めの ボストンクラブお見舞いさせていただく。







リビングに入った瞬間、そこは常夏。

関取(世帯主)がファンヒーターをつけたまま座礁。
「ミートテック(自家製ヒートテック)標準装備してるんだから寒くないでしょ」と言ったら
「少し寒い」

………ウソヲツケ( ̄▽ ̄)。






「いてて」と、朝痛めた腰を押さえつつ仕事。
忙しさ半端なく。
空腹をキャラメルでしのぐ。







娘が小学校から修学旅行の説明会なるものの手紙を持ち帰り。
「ああそうか、もう六年生だもんな」などと思う。



息子の小学校の修学旅行は日光。
クラス替えで見事に仲良したちと離れてしまい、乗り気でない様子であったのだけれど。
寝起きの悪い息子を起こさなくてもいいという、夢のような朝が待ち遠しく。


「よし」と気合を入れて家を出る息子を、心の中でガッツポーズをしながら見送る。


……が。

ああ、今ごろサービスエリアかな。
お、東照宮に着いた頃だな。
夕食ちゃんと食べてるかな。

ずっと時計を見ている自分。





『荷物が多いので、できる限り保護者は迎えにきてください』という学校からの手紙がなくても、きっと迎えに。




同じく迎えに来ていた母親たちとバスの到着を待つ。

バスから子供たちが降りてくる。
あ、いたいた。
嬉しそうに、こちらに向かって走ってくる。


「はい、かあさんにおみやげ」


手渡されたのは、立派な黒い木刀。

……コレ( ̄▽ ̄)?
……ワタクシ二( ̄▽ ̄)?


「こみちゃんたちと遊ぶから、帰るね」と息子走って帰宅。
……ハハ放置( ̄▽ ̄)?







隠しようのない黒い木刀を片手に、早足に家を目指した。
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『セッション』

「これ、やってみて」と渡されたバンドスコア。
ドラムのところに赤い文字で私の名前が書いてあり。






中学校の部活動で、三年間来る日も来る日もマンドリン合奏の練習に明け暮れ。
コンクールが終了した時点で完全燃焼。
いい意味でマンドリンに対する思いが切れた。

高校入学と同時に軽音部に。
誰もいない教室でギターの練習。
団体行動が苦手というよりは、団体行動を乱す人々に混乱してしまう自分がおり。
実に気楽な軽音ライフを送っていたのだけれど。

年に一度、秋、片田舎にある市民会館で、三つの高校で軽音部合同コンサート。
それはいわゆる三年生だけの引退コンサート。
どこのバンドに属するでもなく。
ゆらゆらゆらと空いた教室を探して、ギターの練習をする私に顧問が与えたミッション。






部室にあるドラムを模して、自分の部屋にドラムを作る。
それは庭のバケツであったり、使わなくなった鍋であったり、その蓋であったり。
ドラムスティックだけは、町の小さな楽器店で購入。

スコアを読んで、まずは8ビートから。
バケツや鍋でできたインチキドラムであっても、基本の練習はできるもので。
手探りで、来る日も来る日も練習。






当時、日曜日だけ学校では禁止されているバイトを。
スプーンを磨きながら、なんとなくインチキドラムのことを喫茶店の御主人に話した。

「家の人がいいって言ってくれたら、夜ドラムが叩けるところに連れて行ってあげるよ」

よくよく聞いたら、その御主人は若いころトーキョーでバンドマンをしており。
車で一時間ほどのところに、『昔の仲間』がドラムを所有しているらしく。
なんだか事態をうまく飲み込めないまま、本物のドラムで練習ができることに。


「スコア見せて」と『昔の仲間』が言い、初見で見事なスティックさばき。
『おかず』のないインチキドラムで練習していた私に手取り足取りの指導。
夕方、喫茶店を奥さんにバトンタッチし、私を車に乗せ一時間の道のり。
週に二回、それはコンサートの前日まで続いた。


『なんちゃってメンバー』の私は、バンドのことはよく覚えていないのだけれど。
本番で、うまく叩けたのかも覚えていないのだけれど。


あの、暑く、熱いドラムの練習のこと。
コンサートの日、最前列に座って笑っていた御主人と『昔の仲間』のことは忘れられない。






最高に面白い映画であった(私的に)
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身体からすこんと何かが抜け、駅の階段を一段飛ばしで駆け上がった。








私は、人に恵まれている。
周りのみんな、いつもありがとう。
ブログのみなさまにも、心から感謝を。

たんぽぽ

お寺さんに行こう……と思っていたのだけれど。




娘にダンスを仕掛けられ、朝っぱらから不思議な舞を。






「かあさん、制服のズボンのファスナー壊れた」息子に言われ。

……んぐ( ̄▽ ̄)。



制服を作った百貨店に電話。

「ファスナーの交換ですと、中五日ほどお時間をいただいております。ええ、その間はですね、皆さん夏のズボンをお召しになるようです」

うーん、中五日かあ。




バイクで手芸店を目指す。

少しひんやりした風が心地よく。
ふわりふわりと咲いているハナミズキ。
御主人に大切に手入れされている平屋の家。
時々並走したり、すれ違うワタクシの大好きな私鉄。
幼稚園の制服を着た男の子とおかあさん、病院かな。
景色が流れる。







なんとなく尻込みしてしまう制服の修理は、特別感があるからなのか。
傷をつけてはイケナイ感じがいかんのだ、恐らく。

こんな日は。
佐藤嘉風くんがカバーした『星めぐりのうた』をエンドレスで聴きながら。

ベルト部分の縫い目を外し、壊れたファスナーを取り、汚れを取り、しつけ。
ミシンで、だだだだだだだだ。

炬燵カバーの麻布が傷み。
でも気に入っていて捨てられず、生成りの糸でちくちくちくちく刺し子をして数年。

周辺の傷みも、直してしまえ。
ごくごく小さな不揃いの水玉模様が気に入って買った赤い布。
炬燵カバーの周りを一周ぐるり、だだだだだだだだ。
あ、いいかも。








インターホンが鳴ったので、玄関を開ける。

「ただいま」と言ったら、娘がびっくりした顔をしたのだけれど。

「おかえり、かあさん」と言ってたんぽぽをくれた。








「うづら」

ひゃー(*ノωノ)できただよ。
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言の葉

「かあさんかあさん、あのね、とうさんがザショウしている」


目覚めはそんな言葉で。


リビングに下りて現場検証。
確かに、波打ち際に打ち上げられたトドの如く。
どこぞで座礁したイルカのニュース観てたもんな。
ニンゲンに使ってもいいのか、『座礁』?
大きなニンゲンになら使ってもいいのか?









本日仕事。
白シャツに、ジーンズで更衣室に入った瞬間に

「マジか、季節感ずれてね?それじゃあ寒いっしょ。全くぶれないね。感心するわ」

一回り以上も年下の女子に言われ。


寒くないからこれで出勤したわけであり。
がしかし、スタッフの私服を拝見して思う。

『せっかちな母親がどうにもこうにも待ちきれずに、衣替えしちまった家の子供みたいだな』



がしかし、『ぶれない』とは?







この誰にでもなんでもはっきり物申す女子。
15年ぶりに仕事を始める日の朝にのたまった。

「あのさ、天然でしょ」

………はい( ̄▽ ̄)?

「絶対、天然だと思うんだけど」

『天然』?




生意気なことにワタクシのことをちゃん付けで呼び、上腕二頭筋を触り、ハグして定位置に座る。
まあ、いいのだけれど。
扱いがペット的なことになっている気が若干。

ま、いいか。







インターホンが鳴り、帰宅した娘がどたどたうきゃうきゃと走り回る。

どうした?


「ちょっと荒ぶってみた」

……( ̄▽ ̄)。
『荒ぶる』って……こんな感じ?






ワタクシ、本日辞書と首っ引き。
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成果

ああ、口がからからだ。
喉もからから。
呼吸がしにくい。
何が起こっているのだ。


「かあさん、潮干狩りに行くから、三つ編みにしてください」


んが。
口が・・・口が渇いて喋れない。


「気持ちよさそうに、口開けて寝てたからしばらく観察してたんだけど。三つ編み終わったらまたゆっくり寝てね(*'▽')」


娘のことが、優しいんだか優しくないんだかよくわからないまま、んがんが言いながら、娘の髪を三つ編みに。
疲れていると口を閉じて眠れないことを学ぶ。







夕方からLIVE。

髪は奥様風縦巻き巻きロール。
メイクは念入りに。
口紅はピンク。
ネイルもばっちり。
アクセサリーはこれとこれ。
洋服は・・・コンサバ系にしようか。
靴は、ヒール。









間違えた。

頭を濡らし、ドライヤー1分で『若干寝ぐせツンツン悪魔くん風』完成。
塗っても塗らなくても大差ないファンデーション一応塗る。
メンソレータムのリップ。
爪は短くきりっとな。
数珠でもしとくか。
Tシャツに、カーキ色のパンツ。
20年目突入、昨日磨いたマーチンのブーツで完成。


おお、所要時間約5分。


女子力超絶低いな。
ま、いっか。




よくわからんLIVEであり、若干無言に。
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関取(世帯主)に稽古つけてもらう。

「づ」これはできるのだ。

「づ」これもできるのだ。




本日の成果「づ」

ひゃー、できた(*ノωノ)。




拍手・コメントありがとうございます(*‘∀‘)。お返事、明日ゆっくりさせてくださいませ<(_ _)>。
かたじけない
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黙々と

昨晩の最終ミッションは『胴着と袴の洗濯と乾燥今朝までに』バージョン。


「ああ、やっと眠れる」と思ってからの任務。
逃れることができないことは、さくさく片づける。


なかなか持ち帰らないのでシミ、汚れ半端なく。
一つずつしみを抜いていく。
あの手この手を使ってシミと格闘。オワラヌシゴトハナイノダ
もはやキュロットスカート化している袴に薄く残っているひだを探してしつけを。
風呂場で手洗い。
おお、すすぎの水の汚いこと。


高校で突然「弓道部に入る」と宣言した息子。
来る日も来る日も、練習に明け暮れ。
恐らく、その汗の結晶なのだと言い聞かせ、ざぶざぶと洗う。
水を吸ってすっかり重くなった袴を脱水にかける。


当て布をしながらアイロン。

ああ、袴ってアイロンかけにくい。
ひだはこれか。
右足側にアイロンかけると左足側がしわになるな。
弓道初めて一年か。
そういえば、袴買ったときに裾上げを頼まれたな。
背も伸びてるだろうし、ついでに下ろしておこうか。
あれ、裾上げされてない。
自分で下ろしたか?
まさかな。
なんでだ。



これ、誰の袴( ̄▽ ̄)?午前三時のつぶやき




ダメージを抱えつつ。
ああ、やっとベッドに……と思ったら、娘まさかの大の字でベッド占領( ̄▽ ̄)ドコニネロト?







本日晴れ。
下駄箱の掃除と、革靴の手入れ。
ヘッドフォンでお気に入りの曲を聴きながら、鼻歌まじりで玄関先に座って靴磨き。
ブラシで埃を取り除き、革用クリームを塗り、磨く。

向かいの八重桜がころましいことに。
ああ、きれいだ。

二軒隣のお宅の、ミニチュアダックスフントの『ちょーたん』が網ダッシュしてくる。
あひゃあひゃうひゃうひゃと腹を出し、「なんかしろ」とワタクシを見つめる。
「あははー」と笑いながら、あひゃあひゃうひゃうひゃ遊ぶ。
嬉ションしながら(犬が)遊ぶ。
飼い主にホールドされておうちに。

靴磨き再開。
くるくるくると靴を磨いていると、頭の中が空っぽに。
ああ、だから靴磨き好きなんだ。
ソールの交換、今回はなしでいけそう。
手入れをきちんとすることは、購入するときに自分で決めたこと。
十年をはるかに超えた靴たちは、いい履きごごちで。
スニーカーの出番が多いけれど、ちゃんと出番を待っててくれる革靴はやっぱりいい。

「なんだか楽しそうねえ」向かいのおばさまに声をかけられる。
「はい、楽しいです」と言ったら、少し不思議そうな顔をした。





蕗の筋を取る。
たくさん買ってきた蕗の筋を取る。
頭を空にして筋を取る。
夜は、蕗の煮つけとビールなのだ、どうしても。







気持ちのリセット最終段階。
残すは台所。
つくづく面倒くさい性格の自分に笑う。
自分で決めたことなのだから、これでいいのだ。
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最後の一撃

朝目覚めた時点で、気分は競走馬の如く。


朝食準備しーの、弁当作り。
ワタクシ同様、寝起きの悪い息子に軽くボストンクラブをかけつつ。
朝掃除からのゴミまとめ。
もう一度、軽くボストンクラブ。
まったりと爪を切る関取(世帯主)を横目で眺め、身支度。
まだ起きねえかと、ボストンクラブ。
視界には、爪にヤスリをかける関取。
ああ、今日は燃えるゴミと紙ゴミ、おまけに古着の収集フルコース。
台所を片付け、娘の髪を三つ編みに。
火の元を指差し確認し、ゴミを抱えていざ仕事。








職場の相方と、お互いの子供の英語の成績の話。
いやはや、そりゃあ不意打ち食らったら心臓が止まりそうな点数ですぜと、お互い頷きあい。



「子供にはぜひ英語を」という関取の意向で、四歳だった息子を英語教室に。

五人の男の子を、若いイケメンのガイコクジン教師が調教。
わちゃわちゃとそれぞれが違う動きをしているかと思ったら、バターになりそうなほど五人でぐるぐると教室を駆け回り。
なんだか実に楽しそうではあったのだけれど。


一年ほど経過した頃、お風呂で息子に質問。

「あのさ、赤って英語でなんて言うの?」
水鉄砲の水を飛ばしながら、首を傾げる息子。

「じゃあさ、黄色は?」
「わすれた」

「うーん、じゃあ、緑は?」

「みーどー?」

小首を傾げ、肩をすくめ両手を広げ、巻き舌にして答えたそれは、確かに英語風ではあったけれど。
翌週英語教室はやめた。







そんなことを思い出しつつ職場を後に。
買い物をして帰宅。
息子の晩御飯の準備。
バイクで小学校に娘を迎えに。
帰宅し、娘の髪を編み込みに。





娘が習っているモダンバレエの発表会が近づいており。
今日は夕方から、本番のステージでリハーサル。
衣装もろもろ担いで電車で移動。



一曲目のリハーサル終了。
二曲目が娘にとって難関であり。
緊張のあまり、腹痛をおこした娘をトイレに連れて行く。
ここは、おだてるべきか。

「一曲目上手にできてたね」
「いやあ、次が問題なのですよ(´・_・`)オクサン


……オクサンて( ̄▽ ̄)。ミノモンタカ?





濃厚なリハーサルを終え22時過ぎに帰宅。





ああ、ビール飲んで寝よ。





「かあさん、明日弓道(部活)の試合。胴着と袴、洗濯ヨロシク。あ、アイロンも。4時に起こして」







息子よ、イマナント( ̄▽ ̄)?
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糸口

こんがらがっていた頭の中は、少しずつほぐれ始め。



こんな時の最終兵器は『大掃除』。
ひどい花粉症の息子の部屋だけ締め切りに。



ベランダを洗い、窓を拭き、布団を干す。
布団カバーやらシーツを洗濯。
後で必ず後悔するのだけれど、クローゼットの中身をこれでもかと全部ひっくり返す。
冬服を洗濯。
夏服の準備。
衣類の分別。
おさがりに失礼のないような服を選び、洗濯。
カーテン洗濯。
読み終わった本を、屋根裏の書庫に運ぶ。
ブックオフに持って行く本の選別は次回だな。
エアコンの掃除。
出窓、壁拭き掃除。
床のワックスがけ。  終わらぬ仕事はないのだ。ぶつぶつぶつ
アイロンがけ。



朝、窓掃除の時に「おはよう」と挨拶した友人がパート先から帰宅。
「まーだやってんの(@_@)?」
そそ、まだやってんの。


効率的に掃除をするにはどう攻めたらいいのか。
ジグソーパズルをやっているようなもので。
ピースが合うと、非常に気持ちよく。





さて、息子の部屋はどうするか。

偵察。

学校から渡されたプリント類がもっさりと積み上げられており。
中学校の頃の音楽評価表なるものが。

リコーダーの欄に
「一生懸命取り組んでいるが、押さえる指が全く違う」
それはもはや違う曲かとぉぉぉ( ̄▽ ̄)。


布団カバーとシーツを洗濯し、乾燥機にかける。
寝る場所だけは助太刀いたす。





左脳フル回転。







帰宅した娘が、うきゃうきゃどたどたと二階に。

ダンス付弾丸トークの合間に、
「かあさん、今日は一日掃除してたんだね、エライエライ」と、お褒めの言葉。
どういたしまして。







だいぶすっきりした頭で晩ご飯の準備。



娘が歩くたび「ぷ・ぷ・ぷ」と音が聞こえ。

「もしもし、お尻から何か音がするのですが」と言うと

「あたし的ボイスパーカッションだよお(*'▽')」







……( ̄▽ ̄)
うん、まあ、ものは言いようだな。

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経年

「さあ、僕の腕の中に飛び込んでおいで」

ああ、でもワタクシには家庭というものがあり。

「そんなもの捨ててしまえばいい」

ああ、でも。

「ほら、僕が包んであげるから、こっちにおいで」

あ、そんな、でもなんてあったかい。



布団の誘惑に抗えず、六時間昼寝( ̄▽ ̄)。
それはすでに昼寝の域を超えており。

せっかくの一人時間を、惰眠を貪ることに費やしてしまった後悔半端ねえ。
気持ちよかったけど。









この家に住むことになったときに購入した時計が動かなくなり。
とても見やすい時計で気に入っていたのだけれど。




大きな身体を丸めて何かをしている関取(世帯主)の背後から声をかける。


「何食ってんだ、はちみつか?」

「何も食べていないし、俺はプーさんじゃない」  (以前も書いた気がする、この会話)


時計を修理してくれており。
ヤレバデキルジャネエカ( ̄▽ ̄)心の声
また何事もなかったように、時計は時計の仕事を黙々と再開。




本日再び止まる
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「壊れちゃったね」と言ったら

「疲れちゃったんだよ、きっと」と娘が答えた。






なるほど。
年を重ねれば、時計だって、ニンゲンだって、止まりたい時くらいあるわけで。
それでいい。









「ちゃんと傘持って行くんだよ」

久しぶりの路上ライブに出掛ける背中から、娘の声が聞こえた。





青年の歌を聴いて、錆び付いていた時間が動き出す。

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写仏

「ああ、具合が悪いからご飯食べよう」などと、朝っぱらから聞き捨てならぬ発言。


一般的に、具合が悪いときは食欲がなくなるものではないのかと問えば
「これ以上具合が悪くならないようにご飯を食べるのだ」
イマナント(@_@)?
朝からもりもりと茶碗三杯もご飯を食べる自称病人、関取(世帯主)。





外は雨。
ああ、こんな日はいざ鎌倉。
リビングの掃除を終えて、気持ちよく出かけたいのに。
もりもりと茶碗三杯もご飯を食べる自称病人、海辺に打ち上げられたトドの如く。

『コロコロ』で攻める( ̄▽ ̄)。
四方八方から、『コロコロ』で攻める( ̄▽ ̄)。
恐らく、起き上がったらトド型に掃除されていない部分が浮かび上がるはずであり。







不完全燃焼のリビングに後ろ髪引かれつつ電車に。
一つ隣に座ったご婦人、おもむろに毛抜きで眉毛を抜き始め(@_@;)。

なにかのっぴきならねえ事情でもあるのだ。
そうでなければ、こんなところで眉を整える必要などなく。
のっぴきならねえ事情とは?
電車で眉毛を抜かねばならねえほどのっぴきならねえこととは一体?
全くわからねえ。







電車の最後尾に移動し、車掌さん萌えをしようではないか。
なんか見たことあるな。
『ドランクドラゴンの塚地さん』激似(T_T)。

ワタクシの妄想スイッチON。
ああ、もう何やっても塚地さんにしか見えねえ。
歩き方も、ドアから半身出している姿も、指差し確認も、車内アナウンスさえも。
だめだ、頼むからもう動かないでください( T_T)。
何の罠だ。













『写仏』

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いつもは『写経』だけれど、いつもと違うことをやってみたく。
いつもと違うことをやろうとするからいつもと違う展開を招くのだ。

しんとした写経場に、がやがやがやがやとした団体客登場。
集中していれば、声など聞こえるわけがないのだと思いつつ写仏。
雑念を払っても払っても払っても払いきれない団体客のがやがやがやがや。



「あーもう仏さんに『かとちゃんぺ』みたいな髭書いちゃおうかな」などとあらぬ思いを拭いつつ。



『写経』にすればもっと集中できたのだろうか?
いや、ないな。



ああ、きれいだ。
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帰りに『蕗』発見。
不完全燃焼の『リビング』と『写仏』の反動、二束購入。
関取、出稽古(会社)かと思われ、しんとした我が家。








蕗の筋取りで、空になる。

丁寧に

ぐわさぐわさと日常を送っており。


春休み前の午前授業からの、みっしり濃厚な春休み。
新年度の始まりは、学校関係の雑務。


遠方にいる両親の病
新しい環境に慣れるまで落ち着かない子供たち
職場の問題
友人からの相談事
自分自身の体調
その他もろもろ


頭の中は常に何かについて模索をしており。
ああ、
『心を亡くす』と書いて『忙』と教えてくれたのは中学校の国語の教師であったか。


一人きりでしんと過ごす時間がワタクシには必要なのだ。
頭の中を空っぽにする時間が必要なのだ。
今よりも、もう少し丁寧に棲息するには。








登校前に「体操着いるんだった」と、二階の自室に行った娘。

はい、よく気が付きましたね。

トントントンとリズミカルに階段を下りてくる足音が、突然ダダダダダと変調。

はい、落ちましたね。

お尻を押さえ、悶えながら「落ちたああ(T_T)痛いよおおお(T_T)」

お尻から太ももにかけて、見事な階段模様の青たん。

嗚呼。





本日、落下から四日目。

「かあさん、ケツがだんだん痛くなくなってきたよ」

「はい、ケツを丁寧に言い直してください」


「おケツ(*'▽')?」



………うん、まあ、若干丁寧な香りが漂ったけれども。
お里が知れますな。
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近いな

『じい』はいつもいきなり上京。



我が家の鍵を持っているので、留守であってもなんら問題なく。
外出先から帰宅すると、炬燵でお茶をのみながら「おかえり」
履いてきた靴をきちんと隠しておくといった、念の入れようで。







まだ小さかった子供たちは常に『じい』にまとわりつき、いたずらを仕掛ける。


風呂場から、おそらく不意打ちをくらったニンゲンの素の悲鳴が聞こえ。

慌てて風呂場に駆けつけると、湯船に氷が浮かんでおり。
『じい』と風呂に入るときに氷を忍ばせ、湯船にぶちまけたと思われ。
それでも『じい』は怒ることもなく、「やられたー」などと言って、子供たちとゲラゲラ笑っており。








風呂から上がった子供たちを座らせる。

「あのね、身体に急に冷たいものがかかると、死んでしまうよ。君たちはじいのことをなんだと思ってるの?」



首を傾げ、考える息子。


「先祖?」






……うん、まあ、くくり的には。
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息子だけじゃない

「あのさ、太鼓の準備しなかった人で片づけてくれないかな」
と言ったら、該当メンバーがピキーンと固まってしまったわけで。
「あ、恐いのかワタクシのこと」と気づく。


本日和太鼓練習日。
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十人十色とは言うけれど。
感心するほどてんでんばらばらな主張をする人々と、お囃子をやる難易度半端なく。


前回の練習日からの、日常におこった出来事を報告しあう奥様方の輪に入ることなく、黒一点のメンバーと練習をしているのだけれど。


「全然覚えられないの、ここに来ればすぐにできるようになると思ったのに」などと年上のマダムに泣かれ。


よほどびっくりした顔をしていたであろうワタクシの顔を、びっくりした顔で見ており。
「練習しないとできないと思う」とだけ答えた。













練習を終え、家を目指し坂道を上る。

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ああ、このポスター欲しい。
空いてるところに『関取(世帯主)も』って、付け足して玄関に貼っておくのだ。




我が家の関取、結婚当初から体重40kg増加。
腹がつかえるとやらで、横座りで足の爪を切っており( ̄▽ ̄)。←本人の許可得てあります



そらどう考えてもサギだし。
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フルコース

おお。
カレンダー、本日4月10日の欄はみっしりと予定が。
起床してすぐ、温めた豆乳を飲みながら本日の動きをシュミレーション。

定時にあがれたバージョン、残業になったバージョン。
晴れバージョン、雨バージョン。

ぼんやりした頭の中で組み立てる。
朝からまったりとテレビを観ている関取(世帯主)を横目で見ながら朝仕事。





気持ちを上げる本日の通勤テーマ曲は吉田兄弟『津軽じょんがら節(飛翔バージョン)』
ひゃほ。





やってもやってもやってもやっても減らない仕事。
相方と「おりゃー」とこなす。
ああ、ほんとにこの相方は仕事がしやすい。
職場を後に。




残業バージョンのため、昼飯時間とれず。





雨バージョンにて小学校授業参観、懇談会。


昨日渡された、若い男性担任の熱意半端ねえ学級だより。
理科の授業が想像以上の面白さで驚く。
考えることに重点を置いた構成に唸る。
ガイケンに惑わされてはイケナイ。


保護者のマナーは年々悪化の一途。
授業中の我が子に話しかける、母親同士の私語、携帯・スマホ。
挙句の果てにはゲーム(@_@)。
いやはや。





忙しい日に限ってスーパーで『蕗』など発見し。
ああ、どうすっぺ、なんじょすっぺ。
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いやいやいや、今日はどうしても蕗とビールなのだ。
おりゃーと晩ご飯の準備。




からの~
娘のバレエリハーサル。
白目むいて我慢。ゴールハソコダ




で、もらった飲み物でこんな感じ
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関取(世帯主)帰宅。

「あー気持ち悪い、飲み会だったんだ」

なにおおおおお、おだずなよ。
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カブトムシ

息子と飼育ケージを片づけようと、中身をひっくり返した時に見つけてしまったのだ。





息子は幼稚園のころから、ずんずんと昆虫の世界にのめり込み。
昆虫図鑑なるものを片時も離さず。


お小遣いを貯めて、念願であったカブトムシの夫婦を手に入れ。
全身全霊で昆虫に向かっている彼に、知識がかなうわけなどなく。


「餌はスイカでいいんでしょ」などと言えば「お腹壊すからだめなんだ」→昆虫ゼリー。
室温は何度に設定せねばならないなどとほざき→ニンゲンより実に快適温度設定。
カブトムシの部屋は清潔に保たねばならぬと→週一回クヌギフレーク交換。


登校したものだとばかり思っていたら、飼育ケージの前でうっとりとカブトムシを眺めており。
おりゃーと、息子を抱えて小学校まで届けること数度。


夏の終わりに短い命を終えた雌雄のカブトムシ。
土に還してあげようね、と二人で南無。



「さあ、これで飼育ケージを片づけたらお終い」のはずであったのにあったのに



「わあ、かあさん卵がいっぱいあるよ(*'▽')」
………うそーん( ̄◇ ̄;)。


「あのね、カブトムシの雌は30個くらい卵産むんだよ」
………ひゃー、ぴったり30個すよ( ̄◇ ̄;)。


「すごいね(*'▽')」

………ソウダネ( ̄▽ ̄)。
………フリダシニモドッタネ( ̄▽ ̄)。
………フリダシヨリフリダシダネ( ̄▽ ̄)。










うねうね系が苦手なハハは、ざわざわと頭まで鳥肌を立てながら幼虫30匹の世話。
ニンゲン、慣れるもので。
幼虫後半の頃はお手玉ができそうであり(しなかったけど)。


蛹室ができ、成虫になるのが楽しみに。


夜中に、コンコンと飼育ケージにぶつかる音が。
寝ている息子に声をかける。

「カブトムシが出てきたよ(*'▽')」

息子「当たり前でしょ」

………イマナント?( ̄▽ ̄)。


見事なカブトムシが30匹誕生。







ハハは学習したのだ、雌雄一緒にしてはいけないことを。
出てきたカブトムシを雄、雌別々のケージに。



嗚呼、それなのにそれなのに。



夏の終わりに60個の卵を発見し愕然。
………いつのまに( ̄▽ ̄)。


*に戻る。










我が家の子供たちに『生と死』『命のつながり』を教えてくれたのは恐らくカブトムシだ。









……と思わないとやってらんない。
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いいことあるかー

大波を頭からもろにかぶった時既に遅く。

昨晩の夏、海でサングラスを紛失。



山歩き、散歩、海でサングラスは必需品であり。



眼鏡屋さんに買いに。

「これ、どう?」息子に尋ねる。

「いんじゃね、哀川翔みたいで」

「あ、そう」




購入。




帰宅して、度が入ったサングラスをかける。



………( ̄◇ ̄;)。



哀川翔みたいなハハでいいのか、息子よ。

「あ、そう」じゃないだろ、自分。
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頓挫

息子に年を聞かれたので答えただけなのだ。



「去年と同じじゃね?なにサバ読んでんだ」と言われたのだけれど。



去年一年間、一歳多くサバ読んでいたことに、一月の誕生日に気づいた訳で。

一歳得したのか損したのかよくわからない状況であり。

「今年一年やりすごせば、帳尻は合うな」というところに着地していたのに。



「何考えてんだ、普通は少ない方にサバ読むんじゃね?びっくりだし」などと言われ。



ほなもん、ワタクシのほうが色々びっくりだし。
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ジャングルブギ

『本日の通勤テーマ曲』というものがあり。



朝、娘と一緒に通学の待ち合わせ場所に。
事故が多い幹線道路を子供らと渡り、「行ってらっしゃい」をして駅に向かう。


満員電車での通勤も、好きな音楽など聴いているとさほど気にならず。
イヤフォンをしてしまえば、自分の世界。


今日、駅のホームで真面目くさった顔をして聴いていたのは
東京スカパラダイスオーケストラがカバーした、笠置静子さんの『ジャングルブギ』。



駅のホームで知った顔があれば、会釈など。
きりっとな(・ω・)。
朝だしな(・ω・)。




しかし、頭の中は「うわーぉわおーーわおー、うわーぉわおーわおー」。



振付はしていないので、外見上別段問題はない。
いや、それ以前の問題は山積みであるのだが(服装)。
きりっと仕事に向かう風に仕上がっているはずだ(除く・服装)。
見たことないけど。









仕事を終え、スーパーで『ジャングルブギ』に浸りながら買い物。
肩をトントンとな。
振り向くと、息子の同級生O君の、伝説の母君なり。



おお、来たな( ̄▽ ̄)。



ワタクシのカゴの中を覗いてのたまう。

「あら、今日は牛丼?それならそのくらい安いお肉で十分よ」

……( ̄▽ ̄)。



先日、O君が遊びにきたときに持ってきてくれたクッキーのお礼と、美味しかった旨伝える。

「当たり前じゃない、お高いんだから」

……( ̄▽ ̄)。




裏表のない人だ(と思うようにしている)。




「私、なかなか友達ができないの」

「そうだろうねえ(´・ω・`)」

裏表のない返事をしてみる。

……スルーかいな( ̄▽ ̄)。


まあいいかあ。









「うわーぉわおーわおー、うわーぉわおーわおー」
歌いながら家を目指す。
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ぬるい日

なんだ、この閉塞感は。



恐らく息子の花粉症対策で、窓を開けられないからだ。
洗濯物やら、布団をぶわっさぶわっさと干せないからだ。
スギの後にはヒノキが待機しており。
いましばらくの辛抱。



ここのところ、やらねばならぬことと考えねばならぬことに追われ。
やりたいことが後回し。
これが続くといかんのだ。




ぬるっと午前中を過ごす。









関取(世帯主)が手にブツブツができたとぶつぶつ言う。

「これなんだけど」とワタクシの前に手を出す。
「キャチャーミットかと思った」心の声だだ漏れ( ̄▽ ̄)。



関取のYシャツにアイロンをかける。
ヤラレタ。


「Yシャツ大きいのに買い替えた?」
「ボタンが閉まるようになった」……シマッテナカッタンカイ( ̄▽ ̄)


まだ育っているもよう。


アイロンがけの面積が、果てしない感じだ。

「サイズアップ分はアイロン別料金になります」

…………( ̄◇ ̄;)←関取。







電車の中で、ワタクシの前に男子高校生二人。
何やら楽しそうに話しており。



「これからどうする?メシ食ってく?」
「あ、オレ歯医者なんだわ」


「復活戦か」


その瞬間にワタクシと目が合い、ニヤッとする。
ワタクシもニヤッとする。







うまい。
心の中でスタンディングオベーション。







男子高校生ありがとう。
現状打開。
明日は仕事だ、頑張れ自分。
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伏兵

昨晩のダメージを若干引きずっており。



『ミュージックステーション』なる番組にサザンオールスターズが出演。
てことはだ。
サポートで佐藤嘉風くん(お気に入りのミュージシャン)が出演するかもしれず。



録画を娘に頼む→自分でやるより確実だ
晩酌中止→酔っ払ってもしものことがあったら泣くに泣けない(もしもとは何かはワカラナイ)
台所仕事早々に店じまい→閉店オーラめらめら
風呂→もしものために身を清める(もしもの意味がワカラナイ)
正座してテレビの前に→部屋着だけれど気分は正装




子どもら、ハハの気合い察知して自室に。





一曲目、いない。
二曲目、だめか。

三曲目……キターー(((o(*゚▽゚*)o)))



ハハの絶叫に娘駆けつける。
嘉風くんが映るたびに転がって喜ぶハハ、とりあえず付き合う娘。
「かあさん、嬉しい時の犬みたいだねえ( ´ ▽ ` )」
最後は一緒に拳を挙げる。←娘的にえらいメイワクなハハ。




あー、録画しといてよかっただよ( 〃▽〃)。
ビール飲みながらも一回観よ( 〃▽〃)。





………録画されていない(O_O)。



ちょうどリビングに来た息子に問う。

「あ、オレ9時から予約二つ入れてたから。9時からはもう録画できないかなーなんて思ったりなんかしてゴニョゴニョ」」←ハハの口から魂が抜けるのを察知し、だんだん小声になる息子。




ソウナノ(O_O)?
転がってるばあいじゃナカッタノネ(O_O)。
転がってないでちゃんと観ればヨカッタネ(O_O)。
録画の方法覚えなきゃダヨネ(O_O)。
「ジブンノコトハジブンデ」ダヨネ(O_O)。





祝杯はヤケ酒に。









ぽろぽろりん
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ま、やりきれないほどのことではない。

距離

『右』と言えば『左』という、高二の息子。




まだワタクシにまとわりついていた小さいころ。
教えてもいないのに「いただきません」とご飯を食べ始め。

いただくんかい( ̄▽ ̄)。ハハ心の声






「こうしなさい」という言い方は、彼には全く無力であり。



ハハも一応ニンゲン。
ぶつんとキレることだってあるわけで。



策を練る。
取り敢えず、息子には選択肢を。


「床屋に行くか、三つ編みどっち?」
「床屋に行きます」


「晩ご飯なしと魚どっち?」
「魚で」


靴の踵を踏んだまま登校するときは

「中途半端はどうかね。がっつり金髪オラオラ風にするか、一般の生徒どっち?髪染めるの得意だけど」
「一般的な感じで」













息子が風邪をひいた。
めずらしく、病院に行くと言う。


しんどそうだが。
「バイクの後ろに乗って」と言ったら乗らないと思われ。


「かあさんはバイクで行くけど、走って行く?」
「無理です。乗せてください」
winner( ̄▽ ̄)



二人乗りで病院へ。

赤信号で停車中、お店のガラスに自分たちの姿が映っており。


吹き出す。


運転するワタクシの両肩を、息子は両腕をぴんと伸ばして掴んでおり。


右、右、左、左、前、後、前、前、前。

フォークダンス『ジェンカ』の如く。








ああ。
恐らくこれが大人になりかけの息子との距離。
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スーツに着られている風な人々を見かけ、入社式やら入学式シーズンと気づく。





息子の中学校は、ブレザーにネクタイの制服。

小学校のときは、Tシャツやらトレーナーで通学。
ボタンのあるようなシャツなど、着たことがなく。




小学校の卒業式で初めてYシャツにネクタイなどをした息子。
喉が敏感なため、ずっと「げこげこ」とえずいており。
保護者席で「いつリバースするのか」と、手に汗握るハハ。
「げこげこ」しながらも無事卒業式は終了。




お次は中学校の入学式。
やはりずっと「げこげこ」している息子を保護者席から眺める。
式典に出るだけでこれだけのスリル。
気分は私設救護班。
同級生母の会話も、祝辞も耳に入らず。




「あーやっと終わった」と先に帰宅。




妙な緊張感から解放され、コーヒーを飲む。



外がやたら賑やかに。



帰ってきたな。



インターホンが鳴る。



モニターを見る。



頭にネクタイを巻いたお馬鹿四人組が映る。



昭和の酔っ払いか∑(゚Д゚)?



玄関に走る。



息子たちを玄関に押し込める。

「誰か、知ってる人に会った?」

「うん、向かいのおばさん。ネクタイのホックが外れなくてさあ」







嗚呼。
よりによって『セカム』に会っちゃったのねーー( ̄▽ ̄)。



我が家の向かいのお宅のおばさまが、我が家をよーく観察しているので無料警備の『セカム』とワタクシは秘かに呼んでいる
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帰宅

重度の機械音痴であると周囲から断言されるニンゲンなのだ。



関取(世帯主)には「昭和な感じ」
息子には「時代に取り残されている」などと言われたい放題。



今回の帰省に伴い「テザリング」などという高尚な技、関取が稽古をつけてくれるというのだが。
関取の口からわらわらと出てくるカタカナを聞いていると、もはや関取がふくよかな宇宙人(いるのか?)にしか見えず。


「これを習得しちまうと貞子が出てくるかもな」
「おいしいのはポンデリング」


などと、思考は完全に新しい情報に向けてシャッターを下ろしており。
時代に取り残される昭和なニンゲンが地球上に一人くらいいたところで、なんら問題はない気がするのだけれど。


「ジンバブエの人の話の方がわかる気がする」などと、窮地に追い込まれたワタクシ本音だだ漏れ。
全くもって意味不明なヒトだな、という表情をした関取の溜息を聞く。









実家に従姉妹が顔を出してくれ。
お茶を飲みつつ。



従姉妹が小学生低学年の頃。

国語のテストで傘の絵のイラストがあり。
「これはなんでしょう」といった問いに、マスが二つ。

考えた。
おかしい。
何故、マスが二つなのだ。
考える。
どう考えてもマスが足りない。
必死に考える。
じーちゃん、ばーちゃん、かーちゃん、とーちゃんだって『こうもり』と言っており。
小学生の頭で、ありったけの知恵を絞って二マスに入れた答えが『こも』。
「こも」てどうよ( ̄▽ ̄)。
縮めてみたんだね( ̄▽ ̄)。
方言バージョンのマス目も用意しとけー、などと笑う。




別れ際しんみりしないように、いつもバカ話をしに来てくれるのを知っている。
ありがとう、ヒロミ姉ちゃん。




んでね(じゃあね)。






自宅を目指す
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もしかしたら、あのブロガーさんはこの辺にいるのではないかなどと考えつつ。







無事帰宅。
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