うづらのたまご

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しぶく

仕事の準備をしつつ。
いつでもどこでも誰にでもはっきりはっきり物申す年下ネイル女子に。 北海道出身 美人さん


あのさ、こないだ『じゃが塩辛』っつーの食べたらすんげー美味しかった。北海道のひとはよく食べる?

「あー、あれね。北海道民みんな食べてるワケじゃあないけどねー」

ふーん。

「あれさ、ジャガイモに合う塩辛と、そうでない塩辛があると思うんだわ」

ふーん、そうなんだ。

「塩辛家で作るじゃん、『ゴロ』使ってさ、そっちのが美味しいとおもう」

『ゴロ』ってなに?

「あー、言わない?『ゴロ』ってさ、内臓っつーの?」

ああ、『ワタ』のこと?

「ああそれそれ」

『ゴロ』ってなんかカッコいいな。
今、海の男の匂いがしたな。
おまえの後ろに『東映映画』の波しぶきが見えた気がした。


「やだーん」 くねっとな



今度から『ゴロ』って言ってみよ。
美人が言うからいいのか。
ざっぱーん。

『ぐるぐる(ぐぐる)』したら『ゴロ』のってた あらら
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誕生会

なんとなくだらだらと午前中。
ベッドの上で本を捲る。
文字を追ったところで、集中できないときはなにも頭に入ってくるわけもなく。
和太鼓の練習日であったことをメールで思い出す。

さぼってしまおうかな。
いやいやいや。
夜のために、ゴクリとやるために、ぷはーっとやるために、美味しくぷはーっとやるために。






息子の中学時代の同級生ハハ、サトコさんと夏に飲んですっかり意気投合。
サトコさんとは、なぜか運動会の時だけ隣り合わせで声援を送り。
運動会の一日だけを笑って過ごすという仲だったわけで。
お寺さんに嫁いで、お姑さんと同居、幼稚園の先生をやりつつ、三人のこどもを育てており。
生年月日をカミングアウトしたならば、たった11日違いまさかの同い年。
「LINEの文字が読めるうちに『誕生会』やろーね」
を実現したわけで。


隣駅のお店までてくてく 乾杯 ぷはー
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『じゃが塩辛』 初体験 なにこれ おいしー
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ビール飲みつつ、なんちゃらかんちゃら、あははのはー。



実は我が家の息子、バイクの免許に挑戦中なんだー。
からの、


「少し前に親戚の伯父さんがなくなってさ。
その息子、旦那の従兄弟になるんだけどね。
40過ぎで、自分のことなんてなんにも話さない大人しいひとなんだけど。
こないだ遊びにきてさ。
大丈夫か?これからどうする?って旦那が聞いたら
「バイクの免許が取りたい」って初めて自分の意見言ったんだって。
ずーっと伯父さんに反対されてて、諦めていたんだよね」


「あとさ。
うちの弟なんだけどさ。
去年仕事先が倒産してしまって、仕事探してたんだ。
こどもの頃から電車とバスが大好きでね。
そういう仕事に就きたいって言ってたんだけど『大変な仕事だから』って両親に反対されてね。
違う仕事に就いて、それはそれで充実していたみたいなんだけどね。
なんと、今、バスの運転手の研修中。
両親、ひっくり返って驚いちゃって。
『なんでもっと早く言わなかったのー』って言ってたけど。
ずーっと弟は『やりたい』って言ってたのに、反対してたんだよね、両親」


「こどもがやりたいことをね、すべて賛成することはもちろんできないけど。
色んな話し合いは必要だし、心配も増えるし、お金のモンダイもあるんだけどさ。
『やりたい』っていうことは、悪いことでなければ応援してあげたいと思うんだよね。
親と子どもってさ、人生別なわけじゃない。
『あれやりたかったのになー』って、ずーっと思わせてるのも、思われてるのもね。
手の内から出て行かないようにするなんて、絶対無理だしさ。
なーんてね、ふたつの出来事が立て続けにあって思った」




「自分が楽しいほうがいいもん。
自分が気持ちいいほうがいいもん。
『やらせていただきまーす』ってやっちゃうの」 『サザエでゴザイマース』のイントネーションで

家事も育児も仕事も趣味も遊びもさくさくこなすサトコさん。




あははは笑いつつ、帰り道。
「娘ちゃん、今度中学だね。うち二年生になるから、また一緒に体育祭応援しよ。あ、次は『応援頑張った会』にしよ」

サトコさんの家の門の前で「じゃあね」





しばらく歩いて振り返ったら、門のところでを手を振ってくれて。

カーブのところで振り返ったら、まだ門のところにいて手を振ってくれた。

ニアピン

仕事帰り。
空腹のあまり、ふらっと入った中華屋さん。
カウンター席で、ノンアル飲んでギョーザ待ち。
背後のテーブル席には四人のご高齢男性。
ちょーどいい具合に出来上がっており。


「あれだよ、なんてったかな。
おかっぱの女の子がさ。
日曜日の夜にやってんだよ。
赤いスカート履いててさ。
あ、まることかいってたな。
おもしれえんだ。
で、なんつったかな、じいさん。
頭が禿げててよ、とんがってんだ。
なんとか『ぞう』なんだよ。
なに『ぞう』だっけな
『ぞう』がつくんだよ。
うーん、俳句とかあんだよ。
なんとか『ぞう』のこころの俳句とかやんだよ。
なんちゃらかんちゃらなんちゃらかんちゃら・・・・・
あ、『とし』か」


『鬼の副長』になった『まるちゃんのおじいちゃん』
だんだら模様で、あたしの頭の中を駆け巡る。
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宝石

娘の同級生ハハのお宅に。


お父上の大好きな宝石が由来という珍しい名前。
背が高くておしゃれ、誰でもウェルカムな明るい彼女。
こどもたちの『卒業を祝う会』の前に、ごはんでも。
「よかったら、うちに来ない?お昼は簡単なもの準備するから」


どっしぇー
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ねねね、これ標準装備な感じ?
ねねね、いつもこんなおされな感じ?
ねねね、このスープどやって作る?
ねねね、えーとせーとらー


「あーね、こどもたち喜ぶんだわ、こやって出すと男子ふたり。
あたしも好きなんだわ、こゆこと。
なんかしてんのが好きなんだね。
海が見えるってだけでここに住むことに決めた。
あ、壁はね飽きたから自分で塗った。
こども可愛くってしょうがない。
こないだなんかお兄ちゃん(高1)が学校行くときほっぺにちゅーしちゃった。  なにしてますの
すかさず拭ってたけどね。  あははははー
このままいくと『こどもロス』になるから、バンドの追っかけやってるー。
こないだもガンガン頭振ってきちゃった。
ふらついたけどね。  あぶねーし
なんちゃらかんちゃらなんちゃらかんちゃら……
あははははー」


話してみたら、実は色んなつながりがあったりして。
お互いびっくりの連続で。
しんどいことから目をそらさずに、ちゃんと向きあって笑っている彼女。
こどもたちは別々の中学になっちゃうけど、またあそぼー。


てくてくてくてく、ふたりで小学校に。

おもむろにこちらに顔を向け
「あのさ、あたし クレイジーソルトがなくなると不安なの 」

あ 同じ。

あはははー。






からの、いっしょに『卒業を祝う会』 娘の小学校

*グループ発表(運動・書道・合奏・マジックショー爆笑・コント大爆笑 芸達者すぎ・ソーラン節)
*クラス発表
*個人発表

ほめてくれた
怒ってくれた
支えてくれた
病気のときは『大丈夫』って言ってくれた
いつもありがとう(´・_・`)

『シンプルイズベスト(´・_・`)』な、あなたらしい発表だったよ。




今日、宝石とたくさんの原石を見つけた。
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『秋刀魚の味』

ほんのすこしのおせっかい
ウィットに富んだ会話
スーツにハット
暮らしの中にある敗戦
軍艦マーチ
向き合っているのは『ひと』であるということ




映画 『秋刀魚の味』
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「いい映画でしたね。いい時代でした」
ポスターを見ていたら、紺色キャップを被った高齢紳士が。



映画  『秋刀魚の味』
監督  小津安二郎さん
脚本  野田高梧さん  小津安二郎さん
出演  笠智衆さん  岩下志麻さん  佐田啓二さん  東野英治郎さん  他
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